到達目標
1.敬語、漢字、ことわざ、術語外来語を自在に使いこなすことができる。
2.話し言葉と書き言葉を使い分けることができる。
3.会話及び明確な文章で適切なコミュニケーションが取れる。
4.文章の要約ができる。
5.文章の構成法を踏まえた文章作成ができる。
6.資料を分析し、文章化できる。
7.レジュメに基づく口頭発表ができる。
8.口頭発表聴講を踏まえて論理的な批評文を書ける。
9.批評意識を持って読書することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標1・2・3 | 基本的な日本語の表記・会話の知識を習得し、自由に運用できる。 | 基本的な日本語の表記・会話の知識を習得し、理解できる。 | 基本的な日本語の表記・会話の知識を十分習得していない。 |
到達目標4・5・6 | 文章や資料を分析し・要約・文章化した上で、自分なりの見解を論理立てて述べることが出来る。 | 文章や資料を分析し・論理的に要約・文章化した上で、自分なりの感想を述べることが出来る。 | 文章や資料の分析・論理的要約が充分に出来ず、的確な見解を述べられない。 |
到達目標3・7・8・9 | 分析対象の文章を深く読み込み、レジュメに的確に要約した上で、独創的な意見を論理的に述べ、それについて他者と創造的な討論が出来る。また他者の発表について適切かつ独創的な意見を述べることが出来る。 | 分析対象の文章を理解し、レジュメに要約した上で、自分なりの見解・感想を述べ、それについて他者と討論が出来る。また他者の発表について意見・感想を述べることが出来る。 | 分析対象となる文章を読みこなせず、レジュメによる要約に不十分なところがあり、かつ自分の見解を独創的な形で述べることが出来ない。また他者の発表について意見・感想を述べることが出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本語による文章力,対話・討議能力等,技術者として必要なコミュニケーション能力を身につけさせる。これにより,チームプロジェクト等を遂行するに必要な計画性を備え,論理的な記述・発表ができる技術者を養成することを目的とする。そのため,論理内容が明白な論説文等の技術文章や国際的日本人として必要な伝統的な文章等の理解の上に,対話の進め方,討議の進め方,文章の創作の実践によって総合的に日本語表現を実現する。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】前半は日本語表現ワークブックを用いた演習を踏まえ、インターンシップエントリーシートを作成する。後半は課題図書について読書報告をレジュメにまとめ、これに基づく口頭発表と議論、更に発表聴講感想の作成を行う。また小テストを行い、漢字・敬語・表記等基本的な日本語表現に関する知識を習得する。
注意点:
文章表現・オーラルコミュニケーションに関する作法や知識をマスターできるよう心がけること。質問や発言などを特に積極的に行うこと。
課題に応じて,その都度レポート・文書等の作品を仕上げること。
演習、文章作成作業等を確実に行うこと。
【評価方法・基準】成績評価の基準として60点以上を合格とする。上記の授業中取り組みについてそれぞれ評価した上、成果確認のため前期末試験を実施する。 演習課題・口頭発表・レポート等(50%),試験(筆記・小テスト)(50%)として評価する。
テスト
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
私の履歴書/話し言葉と書き言葉 |
自分の履歴を書き、述べられる。話し言葉と書き言葉を区別し、意味の明解な文章を書くことが出来る。
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2週 |
書簡・手紙を読む |
書簡・手紙の正式な書き方を習得し、実践できる。
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3週 |
評論文の読解ー科学的問題の文章(1) |
科学的な問題を取り扱った評論を的確に読みとり、これに基づいて考察できる。
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4週 |
評論文の読解ー科学的問題の文章(2) |
科学的な問題を取り扱った評論を的確に読みとり、これに基づいて考察できる。
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5週 |
課題をもって意見を発表する・レポート作成(概説) |
特定の課題「自分の魅力を語る」について自分の意見をまとめ、文章化できる。
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6週 |
課題をもって意見を発表する・レポート作成(演習) |
特定の課題「自分の魅力を語る」について自分の意見をまとめ、文章化できる。
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7週 |
評論文の読解ー文明史問題の文章(1) |
文明史的な問題を取り扱った評論を的確に読みとり、これに基づいて考察できる。
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8週 |
評論文の読解ー文明史問題の文章(2) |
文明史的な問題を取り扱った評論を的確に読みとり、これに基づいて考察できる。
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2ndQ |
9週 |
語彙・生活の言葉(1) |
文化・生活を豊かにする言葉を習得し、運用できる。
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10週 |
語彙・生活の言葉(2) |
文化・生活を豊かにする言葉を習得し、運用できる。
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11週 |
語彙・漢字の言葉 |
古典に基づいた漢字語彙を習得し、運用できる。
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12週 |
語彙・教育漢字の音訓 |
教育漢字の基本及び難読漢字等を習得し、運用できる。
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13週 |
小論文作成(1) |
課題に対して自由に自分の意見をまとめ、規定の分量で要領よく文章化できる。
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14週 |
小論文作成(2) |
問題設定に対して自分の解を提示することを目的に、規定の分量で要領よく文章化できる。
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15週 |
前期復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |