到達目標
1.フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを理解できる。
2.音声分析の基本方式について概説できる。
3.音声符号化の基本方式について概説できる。
4.音声合成の基本方式について概説できる。
5.音声認識の基本方式について概説できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
到達目標
項目1 | フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを理解でき,標本化定理を証明できる。 | フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを概ね理解できる。 | フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを理解できない。 |
到達目標
項目2,3 | 音声分析・符号化の基本方式について概説できる。 | 音声分析・符号化の主要な基本方式について概説できる。 | 音声分析・符号化の基本方式について概説できない。 |
到達目標
項目4,5 | 音声合成・認識の基本方式について概説できる。 | 音声合成・認識の主要な基本方式について概説できる。 | 音声合成・認識の基本方式について概説できない。 |
学科の到達目標項目との関係
創造工学プログラム A1専門(機械工学&電気電子工学&情報工学)
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創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学)
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創造工学プログラム B1専門(電気電子工学)
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創造工学プログラム F1専門(機械工学&情報工学)
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創造工学プログラム F1専門(機械工学)
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教育方法等
概要:
音声の基本的な性質と特徴量について述べ,ディジタル信号処理に基づく音声分析手法,音声符号化,音声合成,及び音声認識について概説する。音声認識においては隠れマルコフモデル(HMM)に基づく音素モデル,N-gramなどの統計的言語モデルについて説明し,情報理論的なモデル化,評価法を学習する。情報論理系の基礎学習を通して,問題の提起と解決に到達する過程を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】毎回授業外学修時間に相当する分量の予習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
【関連科目】現代信号処理論,離散数学,線形数学,応用数学A
注意点:
履修の先修条件:フーリエ級数,フーリエ変換の定義を理解していること。 応用数学A(4M,4E,4I)
課題のレポートは期限までに必ず提出すること。
【評価方法・評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間・期末試験(60%),課題(40%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
音声情報処理の基礎 |
音声情報処理の重要性を理解できる。
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2週 |
音声分析(1)スペクトル,フーリエ変換 |
フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを理解できる。
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3週 |
音声分析(2)標本化定理 |
フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを理解できる。
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4週 |
音声分析(3)離散フーリエ変換 |
フーリェ変換と離散フーリェ変換の違いを理解できる。
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5週 |
音声分析(4)窓関数,ケプストラム,ピッチ |
音声分析の基本方式について概説できる。
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6週 |
音声分析(5)線形予測分析 |
音声分析の基本方式について概説できる。
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7週 |
音声分析(6)演習 |
音声分析の基本方式について概説できる。
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8週 |
音声符号化(1)波形符号化,分析合成 |
音声符号化の基本方式について概説できる。
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2ndQ |
9週 |
音声符号化(2)ハイブリッド符号化 |
音声符号化の基本方式について概説できる。
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10週 |
音声合成(1)音声合成の原理と韻律 |
音声合成の基本方式について概説できる。
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11週 |
音声合成(2)音声合成の実際 |
音声合成の基本方式について概説できる。
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12週 |
音声認識(1)音声認識の原理 |
音声認識の基本方式について概説できる。
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13週 |
音声認識(2)隠れマルコフモデル |
音声認識の基本方式について概説できる。
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14週 |
音声認識(3)統計的言語モデル |
音声認識の基本方式について概説できる。
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15週 |
復習 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |