生産技術

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 生産技術
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 加藤 亨

到達目標

1. 品質マネジメントシステムについて概略の説明ができる.
2. ボトムアップ,トップダウンのマネジメントが理解できる.
3. 顧客満足について説明できる.
4. PDCAを説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1品質マネジメントシステムについて概略の説明適用ができる品質マネジメントシステムについて概略の説明ができる品質マネジメントシステムについて概略の説明ができない
評価項目2ボトムアップ,トップダウンのマネジメントが理解活用ができるボトムアップ,トップダウンのマネジメントが理解できるボトムアップ,トップダウンのマネジメントが理解できない
評価項目3顧客満足について説明活用ができる顧客満足について説明できる顧客満足について説明できない
評価項目4PDCAを活用できるPDCAを説明できるPDCAを説明できない

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム A1専門(機械工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(機械工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム F1専門(電気電子工学&情報工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生産技術はものづくり産業の重要な職種である.生産技術には機械,電気,情報をはじめ,多くの工学が必要不可欠である.すでに専門を学んできた学生は,生産技術業務の戦力となり得る.しかし,生産技術は設計と製造を結びつけ,企業の利益を生み出す大切な役目があり,生産技術は企業経営と直結している.そのため生産技術にはマネジメントスキルが必要不可欠である.本講義では生産技術に関するマネジメント手法を学び,経営的視点を養う.
【キーワード】ISO9000,TS16949,シックスシグマ,PMBOK,リスクマネジメント,生産管理,OR,付加価値,MBA,MOT
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】講義内容についてのレポートの提出を課すので,授業外学習時間に学習して,必ず提出すること.
【関連科目】管理工学,産業法規,生産技術
注意点:
マネジメント手法を活用できるように予習復習をおこなうこと.予習復習は各自の授業ノートに記述し,自前の学習ノートに仕上げること.
【評価方法,評価基準】成績の評価基準として60点以上を合格とする

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 生産技術と企業経営 生産技術と企業経営について概要を説明できる
2週 ものづくりにおけるマネジメントシステム ものづくりにおけるマネジメントシステムについて概要を説明できる
3週 APQPの概要 APQPの概要を説明できる
4週 FMEA,SPCの活用 FMEA,SPCについて概要を説明できる
5週 工程設計と生産工学 工程設計と生産工学について概要を説明できる
6週 顧客満足と改善提案活動 顧客満足と改善提案活動について概要を説明できる
7週 QC活動とPDCA思考(ボトムアップ思考) QC活動とPDCA思考(ボトムアップ思考)について概要を説明できる
8週 シックスシグマとトップダウン思考(DMAIC思考) シックスシグマとトップダウン思考(DMAIC思考)について概要を説明できる
4thQ
9週 リスク管理マナジメントISO31000 リスク管理マナジメントISO31000について概要を説明できる
10週 マネジメント手法PMBOKの概要 マネジメント手法PMBOKの概要について説明できる
11週 生産管理と生産技術と特許 生産管理と生産技術と特許について概要を説明できる
12週 MBAとMOT MBAとMOTについて概要を説明できる
13週 生産技術の過去から現在 生産技術の過去から現在について概要を説明できる
14週 生産技術の今後 生産技術の今後について概要を説明できる
15週 後期復習 ものづくりマネジメントを少しでも活用できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題レポート,テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力0000000
専門的能力60400000100
分野横断的能力0000000