画像工学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 画像工学
科目番号 0027 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 藤岡弘、中前孝治共著「画像処理の基礎」(オーム社)/MATLAB演習プリント
担当教員 森田 義則

到達目標

1. MATLABの基礎が理解できる。
2. 計算機による画像の取り扱い方が理解できる。
3. 点処理の画像処理が理解できる。
4. 局所処理の画像処理が理解できる。
5. 大局処理の画像処理が理解できる。
6. 画像処理プログラムが組める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1個々の画像処理のプログラムが組める個々の画像処理のプログラムが書ける個々の画像処理のプログラムが書けない
評価項目2簡単な画像処理プログラムが組める簡単な画像処理プログラムが書ける簡単な画像処理プログラムが書けない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム A1専門(機械工学&電気電子工学&情報工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(機械工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
計算機による画像の取り扱い方を学ぶ。まず,基礎的な事項として表色系,画像処理システムについて学ぶ。計算機による画像処理の基礎として画像の入出力,表示,ディジタル化を,画像処理の基礎的な手法として静止画像を対象に,変換,前処理,領域分割,解析の処理について,理論的かつ具体的な画像を用いて問題の提起と解決を学ぶ。そして,より良い手法のデザインと創造する力を養う。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】毎回授業外学修時間に相当する分量の予習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
【関連科目】線形数学
注意点:
プログラミング,情報処理などを復習しておくこと。
履修の先修条件:簡単なC言語のプログラムが組めること。
情報処理II(4M),プログラミングII(3E)、プログラミングII(2I)
【評価方法・評価基準】
中間プレゼンテーション(20%),プレゼンテーション(20%),プログラム実行(40%),レポート(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 MATLAB理系の基礎 MATLAB理系の基礎ができる
2週 MATLAB処理系の応用 MATLAB処理系の応用ができる
3週 MATLABと画像ファイル MATLABと画像ファイルができる
4週 ディジタル画像の基礎(I) 解像度,分解能 ディジタル画像の基礎(I) 解像度,分解能ができる
5週 ディジタル画像の基礎(II) カラー画像 ディジタル画像の基礎(II) カラー画像ができる
6週 点処理(I) ヒストグラム変換,2値化 点処理(I) ヒストグラム変換,2値化ができる
7週 点処理(II) 濃度変換,画像間演算 点処理(II) 濃度変換,画像間演算ができる
8週 中間プレゼンテーション 中間プレゼンテーションができる
2ndQ
9週 局所処理(I) フィルタリング 局所処理(I) フィルタリングができる
10週 局所処理(II) エッジ検出,強調 局所処理(II) エッジ検出,強調ができる
11週 大局処理 周波数領域処理,窓関数 大局処理 周波数領域処理,窓関数ができる
12週 幾何学的変換処理 再標本化 幾何学的変換処理 再標本化ができる
13週 画像領域分割,特徴抽出 画像領域分割,特徴抽出ができる
14週 プレゼンテーション プレゼンテーションができる
15週 プログラム実行,前期復習 プログラム実行ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合404000020100
基礎的能力0000000
専門的能力404000020100
分野横断的能力0000000