到達目標
計算機による画像の取り扱い方を学ぶ。まず,基礎的な事項として表色系,画像処理システムについて学ぶ。計算機による画像処理の基礎として画像の入出力,表示,ディジタル化を,画像処理の基礎的な手法として静止画像を対象に,変換,前処理,領域分割,解析の処理について,理論的かつ具体的な画像を用いて問題の提起と解決を学ぶ。そして,より良い手法のデザインと創造する力を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 個々の画像処理のプログラムが組める | 個々の画像処理のプログラムが書ける | 個々の画像処理のプログラムが書けない |
評価項目2 | 簡単な画像処理プログラムが組める | 簡単な画像処理プログラムが書ける | 簡単な画像処理プログラムが書けない |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
創造工学プログラム A1専門(機械工学&電気電子工学&情報工学)
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創造工学プログラム B1専門(機械工学)
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創造工学プログラム F1専門(電気電子工学&情報工学)
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教育方法等
概要:
1. MATLABの基礎が理解できる。
2. 計算機による画像の取り扱い方が理解できる。
3. 点処理の画像処理が理解できる。
4. 局所処理の画像処理が理解できる。
5. 大局処理の画像処理が理解できる。
6. 画像処理プログラムが組める。
授業の進め方・方法:
毎回授業外学修時間に相当する分量の予習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
線形数学
注意点:
プログラミング,情報処理などを復習しておくこと。
履修の先修条件:簡単なC言語のプログラムが組めること。
情報処理II(4M),プログラミングII(3E)、プログラミングII(2I)
中間プレゼンテーション(20%),プレゼンテーション(20%),プログラム実行(40%),レポート(20%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
MATLAB理系の基礎 |
MATLAB理系の基礎ができる
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2週 |
MATLAB処理系の応用 |
MATLAB処理系の応用ができる
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3週 |
MATLABと画像ファイル |
MATLABと画像ファイルができる
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4週 |
ディジタル画像の基礎(I) 解像度,分解能 |
ディジタル画像の基礎(I) 解像度,分解能ができる
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5週 |
ディジタル画像の基礎(II) カラー画像 |
ディジタル画像の基礎(II) カラー画像ができる
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6週 |
点処理(I) ヒストグラム変換,2値化 |
点処理(I) ヒストグラム変換,2値化ができる
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7週 |
点処理(II) 濃度変換,画像間演算 |
点処理(II) 濃度変換,画像間演算ができる
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8週 |
中間プレゼンテーション |
中間プレゼンテーションができる
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2ndQ |
9週 |
局所処理(I) フィルタリング |
局所処理(I) フィルタリングができる
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10週 |
局所処理(II) エッジ検出,強調 |
局所処理(II) エッジ検出,強調ができる
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11週 |
大局処理 周波数領域処理,窓関数 |
大局処理 周波数領域処理,窓関数ができる
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12週 |
幾何学的変換処理 再標本化 |
幾何学的変換処理 再標本化ができる
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13週 |
画像領域分割,特徴抽出 |
画像領域分割,特徴抽出ができる
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14週 |
プレゼンテーション |
プレゼンテーションができる
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15週 |
プログラム実行,前期復習 |
プログラム実行ができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |