コンピュータグラフィックス

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 コンピュータグラフィックス
科目番号 0081 科目区分 専門 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子機械工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 関連のプリントを適宜配布する.参考書:CG-ARTS協会の「入門CGデザイン」と「ディジタル映像表現」
担当教員 越野 亮

到達目標

1. 映像メディア系の作品を制作することができる
2. CG技術を活用した作品を制作することができる
3. 様々なCGの用語を理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 映像メディア計画通りの映像メディア系の作品を完成させることができる一部制作できない映像もあるが,ある程度の映像メディア系の作品を制作させることができる映像メディア系の作品を制作することができない
評価項目2 CG技術計画通りCG技術を活用した作品を完成させることができる一部制作できないCG技術もあるが,ある程度の作品を完成させることができるCG技術を活用した作品を制作することができない
評価項目3 専門用語様々なCGの用語を理解できるある程度,様々なCGの用語を理解できる様々なCGの用語を理解できない

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム A1専門(電気電子工学(基盤I)&情報工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(電気電子工学&情報工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム F1専門(機械工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータグラフィックス(CG)は映画やゲーム,アニメなど様々な分野で応用されている.本授業では,前半部は2次元と3次元のCGの制作を通して,基礎学力を養う.
後半部は実写撮影,映像撮影,モデリング,アニメーション制作,プロダクションワークを遠押して,知識習得と課題の解決能力を養う.
授業の進め方・方法:
ワークショップ・プロダクションワークを通して映像メディア制作やCG制作の課題を与えるので、講義の後毎回、授業外学習時間に復習するとともに、課題に取り組むこと。
【関連科目】(共通)線形数学,(M科)情報処理Ⅰ,(E科)プログラミングⅠ,Ⅱ,(I科)プログラミングⅠ,Ⅱ,Ⅲ
注意点:
レポート&作品制作(中間50%,期末50%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 CGとは.授業のガイダンス.CGの歴史.CGの応用分野 CGの歴史は応用分野について理解できる
2週 最近のCG技術の話題 最近,話題になった最新のCG技術を理解する.
3週 2次元CGと実写撮影 2次元CGと実写撮影の技術を習得する
4週 映像編集 映像編集方法について学ぶ
5週 3DCGモデリング 3DCGモデリングについて学ぶ
6週 映像メディア CGを活用した映像メディア作品を学ぶ
7週 プロダクションワーク:作品制作の企画立案(アイデアソン) 制作したい作品のアイデアをまとめる.
8週 バーチャルリアリティ(VR) CGの応用分野として,VRについて理解する.
4thQ
9週 仮想現実感(AR) CGの応用分野として,ARについて理解する.
10週 複合現実感(MR) CGの応用分野として,MRについて理解する.
11週 作品制作(1) CGの作品を制作する
12週 作品制作(2) CGの作品を制作する
13週 作品制作(3) CGの作品を制作する
14週 作品制作(4) CGの作品を制作する
15週 作品発表 制作した作品を発表する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合020500300100
基礎的能力0000000
専門的能力020500300100
分野横断的能力0000000