構造解析学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 構造解析学
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教材:適宜,プリントを配布する。
担当教員 冨田 充宏

到達目標

1.重みつき残差法の解析法が理解でき,説明できること。
2.差分法の解析法が理解でき,説明できること。
3.有限要素法の解析法が理解でき,説明できること。
4.マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1重みつき残差法の解析法が理解でき,説明できる。重みつき残差法の解析法の基本が理解でき,基本を説明できる。重みつき残差法の解析法が理解せず,説明できない。
到達目標 項目2差分法の解析法が理解でき,説明できる。差分法の解析法の基本が理解でき,基本を説明できる。差分法の解析法が理解せず,説明できない。
到達目標 項目3有限要素法の解析法が理解でき,説明できる。有限要素法の解析法の基本が理解でき,基本を説明できる。有限要素法の解析法が理解せず,説明できない。
到達目標 項目4マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。マトリックス構造解析法の解析法の基本が理解でき,基本を説明できる。マトリックス構造解析法の解析法が理解せず,説明できない。

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム B1専門(建築学) 説明 閉じる
創造工学プログラム B1専門(土木工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
構造解析法の中でも,連続体の代表的な解析法である領域法(残差法),一般近似法(差分法,有限要素法)およびマトリックス構造解析法について講義し,それぞれの解析法の基本的な理論を習得することにより,専門工学の知識と能力を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
【事前事後の学習など】毎回授業外学修時間に相当する予習,復習課題を与えるので必ず提出すること。
【関連科目】構造力学
注意点:
課題は,指定した期日までに提出のこと。
【先修条件】
はりの断面力,たわみの計算ができること。
解析学Ⅰ(2C,2A),構造力学Ⅰ(2C,2A),構造力学Ⅱ(3C,3A)
【評価方法・評価基準】
前期末試験を実施する。
定期試験(70%),レポート(30%)として評価する。
評価基準として,60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概説
2週 重みつき残差法による解法(1) 重みつき残差法の解析法が理解でき,説明できる。
3週 重みつき残差法による解法(2) 重みつき残差法の解析法が理解でき,説明できる。
4週 差分法による解法 差分法の解析法が理解でき,説明できる。
5週 マトリックス構造解析法(1) マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。
6週 マトリックス構造解析法(2) マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。
7週 VBAによるマトリックス構造解析法のプログラミング(1) マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。
8週 VBAによるマトリックス構造解析法のプログラミング(2) マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。
2ndQ
9週 VBAによるマトリックス構造解析法のプログラミング(3) マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。
10週 トラス部材の解析のまとめ マトリックス構造解析法の解析法が理解でき,説明できる。
11週 有限要素法による解法 有限要素法の解析法が理解でき,説明できる。
12週 有限要素法の汎用ソフトについて 有限要素法の解析法が理解でき,説明できる。
13週 有限要素法の汎用ソフトによる課題演習(1) 有限要素法の解析法が理解でき,説明できる。
14週 有限要素法の汎用ソフトによる課題演習(2) 有限要素法の解析法が理解でき,説明できる。
15週 前学期の復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000