技術者倫理

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 技術者倫理
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 鈴木 康文,西澤 辰男

到達目標

到達目標1. 技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点から,その基本的な事項を理解する.
到達目標2. 技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解する.
到達目標3. 技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養を持つ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1:到達目標1技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点から,その基本的な事項を理解している.技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点を理解している.技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点から,その基本的な事項を理解していない.
評価項目2:到達目標1技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解している.技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解している.技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解していない.
評価項目3:到達目標1技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養を持っている. 技術者の行為を多面的に考えられる視野を持っている. 技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養を持っていない.

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム C3 説明 閉じる
創造工学プログラム D2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者倫理について,科学技術,法および倫理の観点から,その基本的な事項を理解し,それを実践する技術者を目指す.また,技術者が社会や自然環境に対して負っている責任の重さを理解し,技術者の行為を多面的に考えられる視野と教養を養う。
授業の進め方・方法:
中間試験および期末試験を実施する。
事例に関するレポートを課す。
試験(40%),レポート評価(60%)
成績の評価基準として60点以上を合格とする.
注意点:
日常から社会的なさまざまな問題に関心をもつことが大切です。
論理的な文章を書く訓練をしてください。
技術士の方に身近な技術者倫理に関する実例を報告してもらう予定です。
2年次開講の環境技術では関連するレポート課題が出されるので,あわせて総合的に評価します。
履修の先修条件:履修可能なすべての基盤学科から接続を配慮して,必要な基礎知識をその都度説明します。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 倫理概論 到達目標1
2週 技術(者)倫理とは 到達目標1,2
3週 地域への責任(福島原発問題) 到達目標3
4週 消費者・使用者への責任(製造物責任) 到達目標1~3
5週 倫理的ジレンマ 到達目標1~3
6週 技術士による技術者倫理の事例報告(1) 到達目標1~3
7週 技術士による技術者倫理の事例報告(2) 到達目標1~3
8週 技術士による技術者倫理の事例報告(3) 到達目標1~3
2ndQ
9週 技術士による技術者倫理の事例報告(4) 到達目標1~3
10週 技術士による技術者倫理の事例報告(5) 到達目標1~3
11週 技術士による技術者倫理の事例報告(6) 到達目標1~3
12週 技術士による技術者倫理の事例報告(7) 到達目標1~3
13週 技術士による技術者倫理の事例報告(8) 到達目標1~3
14週 技術士による技術者倫理の事例報告(9) 到達目標1~3
15週 全体のまとめ 到達目標1~3
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20000000200
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力10000000100