建築・地域空間形成論

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築・地域空間形成論
科目番号 0030 科目区分 専門 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配布する。
担当教員 村田 一也

到達目標

1.近代という時代構造を理解し,説明できる。
2.機械論的世界を認識し,説明できる。
3.認識することと制作することとの相関が理解できる。
4.都市理論の系譜について説明できる。
5.建築理論の系譜について説明できる。
6.様式理論の系譜について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1,2,3近代的世界認識について理解し、説明できる。近代的世界認識について理解している。近代的世界認識を知っている。
到達目標 項目4,5建築・都市理論の系譜について、理解し、説明できる。建築・都市理論の系譜について理解している。建築・都市理論の系譜について知っている。
到達目標 項目6様式理論の系譜について、理解し、説明できる。様式理論の系譜について、理解している。様式理論の系譜について知っている。

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム B1専門(建築学) 説明 閉じる
創造工学プログラム F1専門(土木工学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近代から現代に至る建築や都市の形成および理論の系譜を辿り,そこから現代的な建築・都市に纏わる諸問題への解答を得ようとする。建築・都市理論の構築とその背景としてある人間の文化的・社会的・思想的行為との関連性から現在の建築的・都市的状況を把握し今後の在り方を探る手がかりを得ようとする。
授業の進め方・方法:
学習した内容の確認,自主的な研究を評価するために,レポートを出題する。
地域・都市計画,西洋建築史,近代建築史,建築デザイン論
注意点:
単に知識のみの習得ではなく,計画者の立場に立って考えながら学ぶことが大切です。
新聞・雑誌・ニュース等で見られる関連情報に関心を持ち,自分なりの問題意識を持つことが大切です。
配布するプリントをよく読み,十分理解すること。
成績の評価基準として60点以上を合格とする。
中間試験および期末試験を実施する。
定期試験(80%),レポート(20%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機械論の系譜1 近代建築理論の状況 機械論の古代から近代への移行について理解している。
2週 機械論の系譜2 近代建築理論の状況 機械論の古代から近代への移行について理解している。
3週 身近な機械論 機械論と建築理論 認識と政策について理解している。
4週 機械論的世界像に基づく社会と建築・都市1 機械論的世界像について理解し、説明できる。
5週 機械論的世界像に基づく社会と建築・都市2 機械論的世界像について理解し、説明できる。
6週 機械論的世界像に基づく社会と建築・都市3 機械論的世界像について理解し、説明できる。
7週 近代の超克と現代の様相 近代理論から現代的思潮への移行について理解できる。
8週 都市理論の系譜1 都市と建築物 都市理論の系譜について理解できる。
2ndQ
9週 都市理論の系譜2 都市と建築物 都市理論の系譜について理解できる。
10週 建築理論の系譜1 建築とその理論 建築理論の系譜について理解できる。
11週 建築理論の系譜2 建築空間とその理論 建築空間論の系譜について理解できる。
12週 様式理論の系譜1 建築様式と建築理論 様式理論の系譜について理解できる。
13週 様式理論の系譜2 建築様式と建築理論 様式理論の系譜について理解できる。
14週 様式理論の系譜3 建築様式と建築理論 様式理論の系譜について理解できる。
15週 前期復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力800002000
分野横断的能力0000000