地盤材料工学

科目基礎情報

学校 石川工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 地盤材料工学
科目番号 0190 科目区分 専門 / 選択
授業形態 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教材等: 関連のプリントを配布する。 / 参考書: J.K. Mitchell "Fundamentals of Soil Behavior"
担当教員 重松 宏明

到達目標

1.地盤の基礎的性質を理解し,説明できる。
2.各種地盤材料の力学特性を理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 項目1地盤の基礎的性質を理解し,説明できる。地盤の基礎的性質を概ね理解し,基本的な説明ができる。地盤の基礎的性質を理解しておらず,説明もできない。
到達目標 項目2各種地盤材料の力学特性を理解し,説明できる。各種地盤材料の力学特性を概ね理解し,基本的な説明ができる。各種地盤材料の力学特性を理解しておらず,説明もできない。

学科の到達目標項目との関係

創造工学プログラム B1専門(土木工学) 説明 閉じる
創造工学プログラム F1専門(建築学) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
道路,鉄道,空港,港湾,橋,トンネル,ダム,建築物などの施設や構造物は,何れも地盤に基礎をおくか,地盤に何らかの手を加えて造られる。地盤は大小様々な土粒子の集合体であるため,鋼やコンクリートなどとは異なり,複雑で多様な特性を有している。本授業は,材料としての地盤の物理的・力学的性質を整理し,これらの特性に及ぼす様々な要因を室内実験を交えて学んでいく。
授業の進め方・方法:
【事前事後学習など】毎回授業外学修時間に相当する分量の予習・復習課題を与えるので必ず提出すること。
【関連科目】土質力学I,土質力学II,地盤工学,環境都市工学実験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
注意点:
・本科の土質力学や地盤工学に関する科目を復習した上で,本講義を受講すること。
・単に知識のみを習得するのではなく,技術者の立場に立って学ぶこと。
・近年におけるインフラ整備,環境問題,災害情報等に対して,常に関心を持ち,かつ自分なりの考えを持っていること。
・課題やレポートは必ず期限までに提出すること。
・履修の先修条件:土の基本的物理量,透水,土かぶり圧,圧密,せん断,土圧,基礎の支持力を理解していること。
         土質力学Ⅰ(3C),土質力学Ⅱ(4C),地盤工学(5C),土質基礎工学(5A)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 地盤の基礎的性質(1)
3週 地盤の基礎的性質(2)
4週 地盤の基礎的性質(3)
5週 地盤の基礎的性質(4)
6週 地盤の基礎的性質(5)
7週 演習
8週 各種地盤材料の力学的評価(1)
4thQ
9週 各種地盤材料の力学的評価(2)
10週 各種地盤材料の力学的評価(3)
11週 各種地盤材料の力学的評価(4)
12週 各種地盤材料の力学的評価(5)
13週 各種地盤材料の力学的評価(6)
14週 演習
15週 後学期の復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000