到達目標
工作機械の基礎的な取扱い法や安全な操作法を習得し、様々な加工技術の基本的知識を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
工作機械の取り扱いや加工技術の習得 | 各種工作機械の基礎的な取扱い法や安全な操作法を十分に習得し、様々な加工技術の基本的知識を理解することで、ものづくりの様々な問題を解決するために応用できる。 | 各種工作機械の基礎的な取扱い法や安全な操作法を習得し、様々な加工技術の基本的知識を理解することができる。 | 工作機械の基礎的な取扱い法や安全な操作法を習得できず、様々な加工技術の基本的知識を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
安全に工作機械を使用し、有用な機械機器を製作するために必要な機械材料の加工技術の習得を主な目的とし、各種工作機械、工具、測定器等の取り扱い、操作法、加工方法など機械工作法と関連させて機械実習を行う。
授業の進め方・方法:
1クラスを6班に分けて、旋盤、機械、フライス、溶接、鋳造、NCの6テーマに工作法に関する座学を加えて、5週のローテーションでテーマを変えて実習を行う。各テーマの最初に実習上の安全に関する基礎的な知識や技術を説明する。
注意点:
関連科目:専門基礎Ⅱ(後期)、機械工作実習Ⅱ、機械工作法Ⅰ・Ⅱ、機械設計製図Ⅰ・Ⅱ
評価方法:各テーマ毎の実習態度や実習で製作した作品、実験課題に対するレポートにより評価する。
評価基準:各テーマ毎の実習態度や製作した作品、課題に対するレポートの評価点の平均が60点以上であること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実習1 旋盤(1) |
基本的な旋盤の取扱いができる
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2週 |
実習1 旋盤(2)
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引張り試験片を製作できる(1)
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3週 |
実習1 旋盤(3) |
引張り試験片を製作できる(2)
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4週 |
実習1 旋盤(4)
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中ぐり加工作業ができる
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5週 |
実習1 旋盤(5)
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CNC旋盤作業ができる
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6週 |
実習2 鋳造(1)
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鋳造概要を理解し、単体型込み作業ができる
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7週 |
実習2 鋳造(2)
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シェルモールド作業ができる
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8週 |
実習2 鋳造(3) |
見切型込み作業ができる
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2ndQ |
9週 |
実習2 鋳造(4)
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溶解・鋳込み作業ができる
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10週 |
実習2 鋳造(5)
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非破壊検査法による検査作業ができる
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11週 |
実習3 溶接(1) |
アーク溶接作業ができる(1)
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12週 |
実習3 溶接(2) |
アーク溶接作業ができる(2)
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13週 |
実習3 溶接(3) |
ろう付け作業ができる
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14週 |
実習3 溶接(4)
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ガス切断作業ができる
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15週 |
実習3 溶接(5) |
引張試験を行える
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
実習2 フライス(1) |
立てフライスの基本作業ができる(1)
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2週 |
実習2 フライス(2) |
立てフライスの基本作業ができる(2)
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3週 |
実習2 フライス(3)
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立てフライスの基本作業ができる(3)
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4週 |
実習2 フライス(3)
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立てフライスの基本作業ができる(4)
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5週 |
座学1 |
切削加工の基礎
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6週 |
実習5 機械(1) |
ホブ盤作業とインボリュート曲線の作成ができる
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7週 |
実習5 機械(2) |
ボール盤の作業ができる
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8週 |
実習5 機械(3)
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横フライスの作業ができる(1)
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4thQ |
9週 |
実習5 機械(4)
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横フライスの作業ができる(2)
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10週 |
座学2 |
切削工具の基礎
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11週 |
実習6 NC加工(1) |
NCプログラムの作成ができる
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12週 |
実習6 NC加工(2)
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マシニングセンタ作業ができる
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13週 |
実習6 NC加工(3) |
CADCAMを使用したプログラミングができる
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14週 |
実習6 NC加工(4)
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ワイヤ放電加工機の作業ができる
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15週 |
座学3 |
生産工学の基礎
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度・作品 | 課題レポート | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 75 | 25 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 75 | 25 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |