公共社会Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 公共社会Ⅱ
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『公共』(東京法令出版),『新政治・経済資料三訂版 2023』(実教出版)
担当教員 川畑 弥生

到達目標

(1)政治や経済と環境問題の関係が理解できること。
(2)国際的な政治や経済の動向およびその背景に深い興味・関心を抱けること。
(3)時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうと努められること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1政治や経済と環境問題の関係が十分に理解できる。政治や経済と環境問題の関係がある程度理解できる。政治や経済と環境問題の関係がほとんど理解できない。
評価項目2国際的な政治や経済の動向およびその背景に極めて深い興味・関心を抱ける。国際的な政治や経済の動向およびその背景にある程度深い興味・関心を抱ける。国際的な政治や経済の動向およびその背景に興味・関心をほとんど抱けない。
評価項目3時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうと大いに努められる。時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうとある程度努められる。時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうと努めることがほとんどできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会における最も重要な活動の一つである政治とすべての人間活動の土台となる経済に関する基礎的な知識の修得を第一の目標とする。また、社会の急激な変動の中にあっても、その本質を把握しうるような洞察力・判断力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
概ね前期を政治編、後期を経済編とし、教科書の項目立てに準拠して授業を行う。教科書と資料集を中心的な教材とするが、具体的な事例や発展的内容に関してはプリントなどで適宜補足する。
注意点:
評価方法:期末試験(75%)+提出物(minutespaperや小テスト)(20%)+発表(5%)とする。
※授業態度も成績評価の対象とする。
※授業を休む場合は,通常の欠席,公欠を問わず授業時間前までに必ず連絡をすること。連絡なしの休みの場合は,当該授業回で課した提出物は一切受け取らない。また,締め切り遅れの提出物は評価点の50%で換算する。
評価基準:100点満点で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
民主政治の基本原理(1)
民主政治の原理と発展について理解し、説明することができる。
2週 世界の政治体制 世界の政治体制について理解し、説明することができる。
3週 日本の統治機構(1) 日本の政治機構全般について理解し、説明することができる。
4週 日本の統治機構(2) 立法、行政、司法、地方自治の役割について理解し、説明することができる。
5週 現代日本の政治(1) 一票の価値について考える。
6週 現代日本の政治(2) 選挙制度と政党、政治参加と世論について理解し、説明することができる。
7週 現代日本の政治(3) 選挙制度と政党、政治参加と世論について理解し、説明することができる。
8週 社会参画の課題 社会参加の課題を理解し、社会に参画するための行動を理解することができる。
2ndQ
9週 現代経済のしくみ(1) 市場機構、現代の企業について理解し、説明することができる。
10週 現代経済のしくみ(2) 国民所得と経済成長、金融のしくみについて理解し、説明することができる。
11週 現代経済のしくみ(3) 財政のしくみについて理解し、説明することができる。
12週 現代経済と福祉の向上(1) 国民の暮らし、環境保全と公害の防止、労使関係と労働条件の改善について理解し、説明することができる。
13週 現代経済と福祉の向上(2) 社会保障の役割について理解し、説明することができる。
14週 国際政治と世界経済(1) 国際社会と国際収支、地域経済統合や新興国、経済協力や人間開発の課題について理解し、説明することができる。
15週 国際政治と世界経済(2) 国際社会と国際収支、地域経済統合や新興国、経済協力や人間開発の課題について理解し、説明することができる。
16週 試験返却と振り返り 試験返却と振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3前5,前6,前7
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前5,前6,前7

評価割合

試験提出物(小テスト,minutes paper等)レポート発表等合計
総合評価割合752005100
基礎的能力752005100
専門的能力00000
分野横断的能力00000