概要:
読む・書く・話す・聞く・考えるそれぞれの能力を有機的に関連付け、国際的に活躍できる技術者に必要とされる論理的思考能力、感受性を養う。
日本語力の基礎である漢字・ことわざなどの知識を修得し、自身の表現活動に役立てる。
授業の進め方・方法:
論理的な文章を読む授業においては、設問に答えながら筆者の論の展開を把握し、適切に論旨を読み取る活動を行う。読み終えた後、個人またはグループでの活動を通して、他者にわかりやすく、かつ説得的に自分の意見が述べられるようにする。
文学的な文章を読む授業においては、作品の背景知識を得ながら、主題や登場人物の心情を理解する活動を行う。読み終えた後は作品に対する意見・感想を他者にわかりやすく伝えることを意識し、伝える。
随時漢字の小テストを行い、日本語の基礎的知識を修得し、自身の表現活動に役立てられるようにする。
注意点:
授業は予習前提で行うため、未知語、読めない漢字はあらかじめ調べておくこと。
辞書の持ち込みは可。ただし、スマートフォンなどの使用は不可。
課題は締め切りを守って提出すること。
学習意欲のある成績不良者に対しては追課題を課すことがある。
シラバスは変更することがある。
各学期とも5回発表したら、発表点として10点与える。
※ 前期成績評価割合:定期試験 60 小テスト 20 課題 10 発表 10
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス/最初のペンギン(1) |
授業の進め方、評価方法を理解する。/「神」「コンピュータ」「人間」の共通点、相違点を説明する。
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2週 |
最初のペンギン(2) |
ペンギンが不確実性とどう向き合っているかを説明する。
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3週 |
最初のペンギン(3)/小テスト(p46-53) |
不確実さに立ち向かうことの意義を説明する。
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4週 |
山月記(1) |
中島敦について理解を深める。 李徴が虎になった経緯を、その心情も踏まえ説明する。
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5週 |
山月記(2) |
李徴と袁傪の人物像を理解する。
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6週 |
山月記(3)/小テスト(p54-61) |
李徴の詩文への執着の強さを理解する。
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7週 |
山月記(4) |
「臆病な自尊心」、「尊大な羞恥心」とは何かを説明する。
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8週 |
山月記(5) |
李徴が袁傪への独白を通してどのように変化したかを理解する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
これまでの学習をまとめ、知識の定着度を確認する。自分の考えを適切に表現する。
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10週 |
中間試験解説/山月記(6) |
李徴の「胸を灼ような悔い」を説明する。
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11週 |
山月記(7) |
李徴が最後に得たものと失ったものを考察する。
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12週 |
実体の美と状況の美(1)/小テスト(p70-77) |
日本人とアメリカ人の美意識の違いを説明する。
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13週 |
実体の美と状況の美(2) |
「状況の美」を説明し、具体例を考える。
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14週 |
実体の美と状況の美(3)/小テスト(p78-85) |
自分が撮った写真をグループで示し、「実体の美」と「状況の美」とは何か話し合う。
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15週 |
復習 |
これまでの学習をまとめる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス/ディベート(1) |
授業の進め方、評価方法を理解する。/あるテーマについて、自分の立場を明確にし、意見文を作成する。
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2週 |
ディベート(2) |
グループで役割分担し、ディベートを行う。
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3週 |
永訣の朝(1)/小テスト(p94-97,120-125) |
宮沢賢治についての理解を深める。「わたくし」の気づきを説明する。
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4週 |
永訣の朝(2) |
この詩にこめた「わたくし」の願いを説明する。
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5週 |
文学という仕事(1) |
筆者の主張と論理展開を理解する。
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6週 |
文学という仕事(2)/小テスト(p126-131,144-149) |
二つの具体例の共通点を説明し、それを基に筆者の主張を再確認する。
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7週 |
文学という仕事(3) |
筆者の意図する文学の目的について身近な例で説明する。
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8週 |
中間試験 |
これまでの学習をまとめ、知識の定着度を確認する。自分の考えを適切に表現する。
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4thQ |
9週 |
中間試験解説/こころ(1) |
試験結果をもとに、これまでの復習をし、各自の課題を発見する。/夏目漱石についての理解を深める。
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10週 |
こころ(2) |
「私」のKに対する心情を理解する。
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11週 |
こころ(3)/小テスト(p136-141,156-161) |
二人が言った「進む/退く」の解釈の根拠を文中からとらえる。
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12週 |
こころ(4) |
「私」とKの認識の違いを理解する。
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13週 |
こころ(5) |
Kが言った〈覚悟〉の意味について考える。
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14週 |
こころ(6)/小テスト(p162-169) |
Kと「私」の行動と、その心情を理解する。
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15週 |
こころ(7) |
「私の自然」について考える。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前12,前13,前14,後5,後6,後7,後8 |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,後3,後4,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,後3,後4,後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13,後14 |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | 前11,前14,後2,後7,後15 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前5,前6,前7,前8,前10,前11,後1,後2,後4,後7,後11,後12,後13,後14,後15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | 前3,前7,前8,前10,前13,前14,後2,後4,後7,後12,後13,後14,後15 |