到達目標
(1) 時、場所、場面に応じて適切な言語表現を行う力を身に付ける。
(2) 自分の意見を、相手にわかりやすく説明する力を身に付ける。
(3) 相手の意見を聞き、自分の意見とのちがいを考えながら、互いによりよい議論をするための力を身に付ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 時、場所、場合に応じた言語表現を行うことができ、その体系も理解することができる。 | 時、場所、場合に応じて適切な言語表現を行うことができる。 | 時、場所、場合に応じて適切な言語表現ができない。 |
| 自分の意見を、相手の立場を考えながら、わかりやすく説明することができる。 | 自分の意見を、相手にわかりやすく説明することができる。 | 自分の意見を、相手にわかりやすく説明することができない。 |
| 相手の意見を聞き、自分の意見とのちがいを考えながら、建設的な意見を出し、互いによりよい議論をすることができる。 | 相手の意見を聞き、自分の意見とのちがいを考えながら、互いによりよい議論をすることができる。 | 相手の意見を聞き、自分の意見とのちがいを認めることができず、よりよい議論ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 RC2
説明
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JABEE JC3
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教育方法等
概要:
社会に出るにあたって、必要となる実用的な日本語能力を養成する。レポートや報告書、論文などの文章は、思いつくままに書くのではなく、構成を考えたうえで書かなければならない。その方法を学ぶ。また、「正しい日本語」や「間違った日本語」と言われる表現をただ暗記するだけではなく、そこにみられる体系を学ぶ。これらの日本語能力をさらに伸ばすために、実際に意見文作成やプレゼンテーションを行う。
授業の進め方・方法:
授業は、教員による講義を中心に行い、その講義内容に関する課題に取り組む形で進める。授業に臨むにあたって、事前にメール課題を課すので、それに回答する。その回答を活かしながら、授業を行う。授業後には、授業まとめプリントを作成し、提出する。
注意点:
レポートやメール課題等の提出物の期日は厳守すること。また、与えられた時間に課題が終わらなかった場合、自宅学習で補うこと。評価方法とその割合は中間試験(40%)、期末試験(40%)、提出物(20%)である。100点満点で60点以上を合格とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
一年間の授業の流れを理解する。
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2週 |
作文の書き方(1) |
自己PR文の作成に向けた自己分析を行い、書くための素材を集める。
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3週 |
作文の書き方(2) |
自己PR文を作成する。
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4週 |
作文の書き方(3) |
作成した自己PR文をグループで添削しあう。
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5週 |
作文の書き方(4) |
社会基礎力分析表に照らして求められている人材を分析し、自己PRを修正する。
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6週 |
作文の書き方(5) |
志望動機文を作成するための素材を集める。
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7週 |
作文の書き方 (6) |
志望動機文を作成する。
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8週 |
中間試験 |
これまでの学習をまとめ、表現する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験解説 |
試験結果をもとに、これまでの復習と今後の課題発見を行う。
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10週 |
待遇表現(1) |
尊敬語・謙譲語Ⅰのちがいを理解する。
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11週 |
待遇表現(2) |
謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱのちがいを理解する。
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12週 |
待遇表現(3) |
丁寧語と美化語を理解する。敬語の運用について、理解を深める。
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13週 |
待遇表現(4)/手紙の書き方(1) |
待遇表現におけるウチとソトを理解する。/お礼状の書式を学び、下書きを作成する。
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14週 |
手紙の書き方(2) |
お礼状を推敲し、清書を書く。
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15週 |
期末試験解説 |
試験にむけて、これまでの復習を行う。
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16週 |
前期まとめ |
前期の学習をまとめ、後期へとつなげる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
レポートの書き方(1) |
必要な文献を探し、適切に引用する方法を学ぶ。
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2週 |
話しことばを振り返る(1) |
アクセントや若者ことばを通して、自分の話しことばを内省することができるようになる。
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3週 |
レポートの書き方(2) |
与えられた文章について簡潔な要約ができる。レポートの構成を理解する。
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4週 |
話しことばを振り返る(2) |
聞き手や場面によって、話しことばの使い分けができるようになる。
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5週 |
レポートの書き方(3) |
パラグラフ・ライティングを理解し、アウトラインもとにレポートを作成する。
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6週 |
話しことばを振り返る(3) |
会話の仕組みを理解し、他者とのコミュニケーションに活かすことができるようになる。
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7週 |
レポートの書き方(4) |
レポートを推敲し、清書する。
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8週 |
中間試験 |
これまでの学習をまとめ、表現する。
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4thQ |
9週 |
中間試験解説 |
試験結果をもとに、これまでの復習と今後の課題発見を行う。
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10週 |
意見文 |
プレゼンテーションに向けて、自分の意見をまとめる。
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11週 |
プレゼンテーション(1) |
プレゼンテーションの準備を行う。
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12週 |
プレゼンテーション(2) |
プレゼンテーションのリハーサルを行う。
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13週 |
プレゼンテーション(3) |
クラス内で1回目のプレゼンテーションを行う。
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14週 |
プレゼンテーション(4) |
1回目のプレゼンテーションの結果をもとに、さらに発表内容を推敲する。
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15週 |
プレゼンテーション(5) |
クラス内で2回目のプレゼンテーションを行う。
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16週 |
一年間のまとめ |
一年間の学習をまとめ、これからの学習につなげる。
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評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 40 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |