科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 哲学
科目番号 0068 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 言葉の意味や他者理解に関する哲学文献のコピーを配布する。
担当教員 中谷内 悠

到達目標

A. 哲学の文献にたいする読解能力を養うとともに、レジュメ作成、質疑応答、議論などの活動に参加し、コミュニケーションペーパーを通じて、自分の読解過程や授業参加過程を自覚することができる。

B. 対話によって問いを自分の世界に引き付けて考察し、自分や他人の論証を理解することができる。

C. 哲学や哲学史に関する知識を得るとともに、現代的な哲学的諸問題について多様な観点から考察し、コミュニケーションペーパーを通じて文章にまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1哲学的文献にたいする読解能力を養うとともに、レジュメ作成、質疑応答、議論などの活動に参加し、コミュニケーションペーパーを通じて、自分の読解過程や授業参加過程を自覚することが十分にできる。哲学的文献にたいする読解能力を養うとともに、レジュメ作成、質疑応答、議論などの活動に参加し、コミュニケーションペーパーを通じて、自分の読解過程や授業参加過程を自覚することが或る程度できる。哲学的文献にたいする読解能力を養うとともに、レジュメ作成、質疑応答、議論などの活動に参加し、コミュニケーションペーパーを通じて、自分の読解過程や授業参加過程を自覚することが全くできない。
評価項目2問いを自分の世界に引き付けて考察し、自分や他人の論証を理解することが十分にできる。問いを自分の世界に引き付けて考察し、自分や他人の論証を理解することが或る程度できる。問いを自分の世界に引き付けて考察し、自分や他人の論証を理解することが全くできない。
評価項目3哲学や哲学史に関する知識を得るとともに、現代的な哲学的諸問題について多様な観点から考察し、コミュニケーションペーパーを通じて文章にまとめることが十分にできる。哲学や哲学史に関する知識を得るとともに、現代的な哲学的諸問題について多様な観点から考察し、コミュニケーションペーパーを通じて文章にまとめることが或る程度できる。哲学や哲学史に関する知識を得るとともに、現代的な哲学的諸問題について多様な観点から考察し、コミュニケーションペーパーを通じて文章にまとめることが全くできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる
JABEE JA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
言葉の意味や他者理解に関する哲学文献を講読し、関連する哲学的テーマに関する対話や議論を行う。
A.受講者は、言語や心の哲学の文献を理解し、言葉の意味、他者理解、コミュニケーションに関する自分の考えを深めたり、自分の読解過程や授業参加過程を自覚したりすることができる。
B. 議論や哲学対話を通じて、自分や世界に問いをひきつけて講読や講義で考察した内容や哲学的な問題について考察したり、自分や他人の論証を理解したりすることができる。
C.文献購読を通じて、言葉や心に関する哲学的な見解を知ることで、受講者に現代的な諸問題について考えるヒントを与えることを目指す。


授業の進め方・方法:
言葉の意味や他者理解に関する哲学の文献をコピーして配布する。毎回担当者を決め、担当者はレジュメを作成する。レジュメをもとに文献の内容を確認しながら、議論を行う。理解度を見るために、毎回コミュニケーションペーパーを課す。
注意点:
レポート(30%)、授業参加度・コミュニケーションペーパー(50%)、レジュメ(20%)により評価する。100点満点で60点以上を合格とする。
・遅刻、欠席をしない:講読は積極的な授業参加が絶対条件である。授業への参加を重視する。
・予習を行うこと:なお、授業計画はあくまでも目安であり、進度に合わせて変化する。毎回の予習範囲を確認すること。
・復習を行うこと:レポート作成に向けて復習を行う必要がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業概要  シラバスの説明とガイダンス
2週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
3週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
4週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
5週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
6週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
7週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
8週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
4thQ
9週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
10週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
11週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
12週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
13週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
14週 講読と議論、対話 担当者は作成したレジュメを用いて内容を説明する。参加者は文献と照らし合わせながら内容を理解する。対話や議論を行い考察を深める。
15週 これまでの学習のまとめ レポートの書き方 これまでの学習をふりかえる。レポート書き方を理解し、レポートの構想をたてる。
16週 評価物返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

レポート授業参加度・コミュニケーションペーパーレジュメ合計
総合評価割合305020100
基礎的能力305020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000