英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語Ⅱ
科目番号 0075 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 Big Dipper: English CommunicationⅡ(数研出版 )
担当教員 吉田 三郎

到達目標

英語Ⅰで学習した事項の上にさらに進んだ言語材料を加え、英語の4技能(話す・聞く・読む・書く)の調和のとれた発達に留意しながら、実践的なコミュニケーションの基本的能力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。アクセントやイントネーションにも気を配りながら自然に音読もできる。不要な繰り返し、欠落なしに読み続けられる。不安定さが何箇所もみられ、途中での中断が多い。
評価項目2 自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。文法や語彙の選択に気を配って一定時間内に英文が書ける。いくらかの文法ミスはあっても、意味の伝わる英文パッセージを書ける。1文単位の断片的な英文の集まりで全体のまとまりに欠ける。
評価項目3 中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する見てわかるだけでなく、積極的に自己の表現に使用できる語彙となっている。読んだり聞いたりする中で学習した語彙には瞬時に反応できる。選択肢などのヒントがあれば辛うじて正しい意味がわかる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語を日本語に訳していくことに終わらず、音声として受容できる習熟度をあげ、自ら英語で情報発信が出来る幅をひろげていけるように、語彙、文法の習熟度を高めながら、表現練習、発表の機会を増やして流暢さも向上させる。
授業の進め方・方法:
文科省検定教科書 『Big Dipper: English CommunicationⅡ』数研出版 を中心的に使用しながら、1年次の文法の復習と語彙増強にも時間を振り分けて、英語学習での基礎固めを図る。
また一方で、表現力を高めるための課題解決も経験させて、プレゼンテーション能力の基礎も身に着ける機会を与える。
注意点:
週2回の90分授業のため、家庭学習との連携を図る。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要など。1年次の復習。英語学習ガイダンス
2週 Lesson 1-1, 2 文型基礎
3週 Lesson 1 - 3
4週 Lesson 1 review
5週 Lesson 2 -1, 2
6週 Lesson 2 - 3, 4
7週 Lesson 2 review
8週 前期中間学力確認週間 テスト実施
2ndQ
9週 Lesson 3 - 1, 2
10週 Lesson 3 - 3, 4
11週 Lesson 3 review
12週 Lesson 4 - 1, 2
13週 Lesson 4 - 3, 4
14週 Lesson 4 review
15週 前期期末テスト
16週 テスト返却 後期授業概略
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 - 1, 2
2週 Lesson 5 - 3, 4
3週 Lesson 5 review
4週 Lesson 6 - 1, 2
5週 Lesson 6 - 3, 4
6週 Lesson 6 review
7週 後期中間学力確認週間 テスト実施
8週 Lesson 7 - 1, 2
4thQ
9週 Lesson 7 - 3, 4
10週 Lesson 7 review
11週 Lesson 8-1,2
12週 Lesson 8- 3
13週 Lesson 6 - 4
14週 Lesson 6 review
15週 後期のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3前2,前9,後1,後8
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3前5,前12,後4,後11
英語の発音記号を見て、発音できる。3前6,前13,後5,後12
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3前3,前10,後2,後9
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3前4,前11,後3,後10
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3前7,前14,後6,後13
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3前8,後14
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3前4,前8,後6,後15
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3後14
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,後3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前11
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後6
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前7,後16
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3前4,後10
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合800000080
基礎的能力800000080
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000