ドイツ語

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 ドイツ語
科目番号 0092 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『新生ドイツ語文法 V6』(朝日出版社)
担当教員 村田 幸子

到達目標

辞書と教科書を参照すれば、中級前半程度までのドイツ語の文章が読解でき、ドイツの歴史や文化に深い関心を抱くことができ、提示された課題等に意欲的に取り組めること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1辞書と教科書を参照すれば、中級前半程度までのドイツ語の文章が十分読解できる。辞書と教科書を参照すれば、中級前半程度までのドイツ語の文章がほぼ読解できる。辞書と教科書を参照しても、中級前半程度までのドイツ語の文章が不十分にしか読解できない。
評価項目2ドイツの歴史や文化に極めて深い関心を抱くことができる。ドイツの歴史や文化にある程度深い関心を抱くことができる。ドイツの歴史や文化に深い関心を抱くことができない。
評価項目3提示された課題等に極めて意欲的に取り組むことができる。提示された課題等にある程度意欲的に取り組むことができる。提示された課題等に意欲的に取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学生が将来、研究や仕事の上でドイツ語で書かれた文献を読む場合に必要な基本的文法事項の修得と語彙力および読解力の養成を目指す。併せて、ドイツの歴史や文化についての理解も深める。
授業の進め方・方法:
概ね前期は初級文法後半の学習、後期は初級/中級の文章の講読を混じえながら中級文法前半の学習を行う。語彙力や読解力の幅を広げるために、録音テープやビデオ教材も随時活用する。
注意点:
初回の授業で伝えた「受講に際しての注意事項」を厳守すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要、話法の助動詞(1) 話法の助動詞を現在人称変化させることができる。
2週 話法の助動詞(2)、未来形 話法の助動詞の用法および未来形が理解できる。
3週 複合動詞(1) 分離動詞と非分離動詞を現在人称変化させることができる。
4週 複合動詞(2) 分離・非分離動詞を現在人称変化させること、および時刻の表現ができる。
5週 再帰代名詞 再帰代名詞の用法が理解できる。
6週 再帰動詞 再帰表現ができる。
7週 聴き取り練習(1)ミュンヘン紀行不定詞(1) ビデオ教材の単語の聴き取りができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 不定詞(1) 不定詞の用法が理解できる。
10週 不定詞(2) zu不定詞の用法が理解できる。
11週 動詞の三基本形 不定詞・過去基本形・過去分詞が理解できる。
12週 過去形(1) 動詞を過去人称変化させることができる。
13週 過去形(2) 過去形の用法が理解できる。
14週 接続詞(1) 接続詞の種類が理解できる。
15週 接続詞(2) 従属接続詞と副文が理解できる。
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 複合時称(1) 現在完了の用法が理解できる。
2週 複合時称(2) 過去完了の用法
3週 受動態(1) 受動の6時称および能動文と受動文が理解できる。
4週 受動態(2) 動作受動と状態受動が理解できる。
5週 聴き取り練習(2)ミュンヘン紀行 ビデオ教材の単語の聴き取りができる。
6週 学習のまとめ 5年生での学習内容が理解できる。
7週 後期中間試験
8週 比較表現(1) 比較級・最上級の用法が理解できる。
4thQ
9週 比較表現(2) 副詞の比較が理解できる。
10週 関係文(1) 関係代名詞を格変化させることができる。
11週 関係文(2) 関係代名詞の用法が理解できる。
12週 接続法(1) 接続法の形態および接続法第1式が理解できる。
13週 接続法(2) 間接話法が理解できる。
14週 接続法(3) 接続法第2式が理解できる。
15週 学習の総まとめ 既習事項全体が理解できる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。3
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。3
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。3
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。2
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。4
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。2
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。2
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4
分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。3
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。3
速度の意味を理解し、等速直線運動における時間と変位の関係を説明できる。3
加速度の意味を理解し、等加速度運動における時間と速度・変位の関係を説明できる。3
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。3
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。3
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。3
仕事の意味を理解し、計算できる。3
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。3
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。3
物体が衝突するさいに生じる現象を説明できる。3
運動量および運動量保存の法則を説明できる。3
分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。4
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。4
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。3
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。3
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。1
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。1
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。2
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。1
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。2
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。2
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000