到達目標
様々な微分方程式を解くことができ、2次元非線形微分方程式系の平衡点の安定性を理解すること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 様々な微分方程式を解くことができる。 | 基本的な微分方程式を解くことができる。 | 基本的な微分方程式を解くことができない。 |
評価項目2 | 2次元非線形微分方程式系の平衡点の安定性について十分に理解している。 | 2次元非線形微分方程式系の平衡点の安定性について理解している。 | 2次元非線形微分方程式系の平衡点の安定性について理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
様々な現象の数理モデルとして微分方程式はしばしば登場する。この授業では、これまで学習した変数分離形の微分方程式および定数係数2階線形微分方程式の解法を復習した後、2次元非線形微分方程式系の平衡点の安定について概説する。
授業の進め方・方法:
講義形式で適宜プリントを配布する。
注意点:
100点満点で60点以上を合格とする。成績の算出方法は以下のとおり。
成績(100)=試験の得点率×0.9(90)+課題(10)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 微分方程式とは |
様々な現象が微分方程式として記述できることを知る。
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2週 |
変数分離形の微分方程式 |
変数分離形の微分方程式を解くことができる。
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3週 |
定数係数2階線形微分方程式 |
定数係数2階線形微分方程式を解くことができる。
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4週 |
2次元線形微分方程式系 |
2次元線形微分方程式系で記述される現象の具体例を知る。
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5週 |
2次正方行列の固有値と固有ベクトル |
2次正方行列の固有値と固有ベクトルを求めることができる。
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6週 |
2次正方行列の対角化 |
2次正方行列を対角化することができる。
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7週 |
2次正方行列のスペクトル分解 |
2次正方行列のスペクトル分解を求めることができる。
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8週 |
1週から7週のまとめ |
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4thQ |
9週 |
2次正方行列の指数関数 |
2次正方行列の指数関数を求めることができる。
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10週 |
2次元定数係数線形微分方程式系の解法 |
2次元線形微分方程式系を解くことができる。
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11週 |
2次元定数係数線形微分方程式系の相図 |
係数行列における固有方程式の解(固有値)と2次元定数係数線形微分方程式系の相図との関係を知る。
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12週 |
2次元非線形微分方程式系の平衡点の安定性 |
平衡点を求め、その安定性を判断することができる。
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13週 |
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12週と同様
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14週 |
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12週と同様
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15週 |
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12週と同様
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16週 |
後期期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |