英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語Ⅱ
科目番号 0100 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 Big Dipper: English CommunicationⅡ(数研出版 )『データベース4500完成英単語・熟語』,
担当教員 森 貞

到達目標

英語Ⅰで学習した事項の上にさらに進んだ言語材料を加え、英語の4技能(話す・聞く・読む・書く)の調和のとれた発達に留意しながら、実践的なコミュニケーションの基本的能力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。アクセントやイントネーションにも気を配りながら自然に音読もできる。不要な繰り返し、欠落なしに読み続けられる。不安定さが何箇所もみられ、途中での中断が多い。
評価項目2 自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。文法や語彙の選択に気を配って一定時間内に英文が書ける。いくらかの文法ミスはあっても、意味の伝わる英文パッセージを書ける。1文単位の断片的な英文の集まりで全体のまとまりに欠ける。
評価項目3 中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する見てわかるだけでなく、積極的に自己の表現に使用できる語彙となっている。読んだり聞いたりする中で学習した語彙には瞬時に反応できる。選択肢などのヒントがあれば辛うじて正しい意味がわかる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RC1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語を日本語に訳していくことに終わらず、音声として受容できる習熟度をあげ、自ら英語で情報発信が出来る幅をひろげていけるように、語彙、文法の習熟度を高めながら、表現練習、発表の機会を増やして流暢さも向上させる。
授業の進め方・方法:
文科省検定教科書 『Big Dipper: English CommunicationⅡ』数研出版 を中心的に使用しながら、1年次の文法の復習と語彙増強にも時間を振り分けて、英語学習での基礎固めを図る。
また一方で、表現力を高めるための課題解決も経験させて、プレゼンテーション能力の基礎も身に着ける機会を与える。
注意点:
週2回の90分授業のため、家庭学習との連携を図る。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 Lesson 1 (1)(2) Washoku Around the World 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
3週 Lesson 1 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
4週 Lesson 2 (1)(2) Chirori, the First Therapy Dog in Japan 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
5週 Lesson 2 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
6週 Lesson 3 (1)(2) How Good is Your Memory? 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
7週 Lesson 3 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
8週 単語テスト
2ndQ
9週 前期中間学力確認週間
10週 Lesson 4 (1)(2) Space Elevator 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
11週 Lesson 4 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
12週 Lesson 5 (1)(2) Diversity Brings New Products 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
13週 Lesson 5 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
14週 単語テスト 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
15週 前期期末テスト
16週 テスト返却 後期授業概略
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 (1)(2) Ueno Takahiro: The Dancer in Me 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
2週 Lesson 6 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
3週 Lesson 7(1)(2) The France Okaeshi Project 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
4週 Lesson 7 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
5週 Lesson 8 (1)(2) What is the True Meaning of Mottainai? 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
6週 Lesson 8 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
7週 単語テスト
8週 後期中間学力確認週間
4thQ
9週 Lesson 9 (1)(2) Fair Play in Sports: What is "Fair"? 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
10週 Lesson 9 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
11週 Lesson 10 (1)(2) Floating Education 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
12週 Lesson 10 (3)(4) 内容が理解できる。英文が正確に発音できる。演習問題が解ける。
13週 後期まとめ
14週 単語テスト
15週 学年末試験
16週 テスト返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,後3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前11
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後6
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前7,後16
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000