到達目標
(1)生産プロセスの流れをシステム工学的手法により表現できること
(2)システムの目的、構造による分類ができること
(3)システムの信頼性、構造による分類ができること
(4)物事を広く対極的に考え、個々の課題解決にシステム工学的手法を用いることができること
(5)全体を通してシステム工学的なものの考え方を身に付けること
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | システム工学的手法を用いてシステムをとらえ、課題の解決を行うことができる。 | システムの分類など、システム工学的手法を用いて、課題解決を行うことができる。 | システムの目的・信頼性・構造による分類ができていない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 RB2
説明
閉じる
JABEE JB3
説明
閉じる
教育方法等
概要:
社会において解決を求められる問題は複雑であるため、その解決には要素還元的アプローチだけではなく、現象全体をシステムとして捉え、総合的な視点から検討する能力が必要不可欠である。
本講義では、システム的アプローチの方法論とその実施法を講義と演習を通して学び、問題解決時に要求される観察眼と思考法を身に付けることを目標とする。
※実務との関係
この科目は企業で生産技術ならびに工場の運営管理を担当していた者が、その経験を活かし、システムの計画、設計、開発について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
システム工学の分野からポイントとなるトピックスを選んで講義を行う。説明した内容については授業中に演習を課し、理論に基づいて問題解決できる能力を養成する。また、教科書の他にも、必要に応じてプリントによる補足を行う。
注意点:
学習・教育目標:本科(準学士課程)RB2(◎) ,環境生産システム工学プログラム JB3(◎)
関連科目:自動制御 Ⅰ・Ⅱ(本科5年)
評価方法:中間確認50%、期末試験50%
評価基準:学年末成績60点以上。学年末成績が60点未満の場合、再試験またはレポートを一度だけ認め、学年末成績に加算する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、システム工学とはなにか シラバスの説明、システムとシステム工学 |
システム工学の概念を理解できる
|
2週 |
システム工学とはなにか システム工学とは何か |
システム工学の内部構造の理解ができる。
|
3週 |
システム工学とはなにか システム工学のおいたち |
システム工学の必要性と体系の理解ができる。
|
4週 |
システム工学とはなにか システムのライフサイクル |
システム工学の基本となる学問の理解が出来る。
|
5週 |
システムの計画 ニーズの発生 |
計画の必要性が理解できる。
|
6週 |
システムの計画 事前評価 |
調査及び予測手法の理解が出来る。
|
7週 |
システムの計画 システム要件の決定 |
調査及び予測方法の理解が出来る。
|
8週 |
中間確認試験 |
システム工学の概念と計画の理解が出来る。
|
2ndQ |
9週 |
システムの設計 テストの返却と解説、シミュレーション |
設計の具体的手法の理解が出来る。
|
10週 |
システムの設計 目的関数とトレードオフ |
設計の具体的手法が理解できる。
|
11週 |
システムの設計 最適化設計 |
最適化設計の問題を解くことが出来る。
|
12週 |
システムの設計 信頼性設計 |
信頼性設計の理解が出来る。
|
13週 |
システムの開発 スケジューリング |
開発のスケジューリング手法の理解が出来る。
|
14週 |
システムの開発 中間評価と予測による管理 |
開発のスケジューリング手法の理解が出来る。
|
15週 |
学習のまとめ |
システム工学の設計と開発の理解が出来る。
|
16週 |
|
|
評価割合
| 中間確認試験 | 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |