到達目標
(1)日本語の文法と語彙を理解し、論理的に文章を展開できる。
(2)「場」や「聞き手」を意識して、適切にコミュケーションが取れる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
文章作成力 | 語彙の選択や文法が適切で、主張や意見が十分に伝わる文章が書ける。 | 語彙の選択や文法が適切で、読み手が理解できる文章が書ける。 | 語彙の選択や文法に間違いが多く、読み手に正しく伝わる文章が書けない。 |
コミュニケーション力 | 相手の話を正確に聞き取れる。
質問事項に、適切かつ説得力を持って答えられる。 | 相手の話をだいたい聞き取れる。
質問事項に適切に答えられる。 | 相手の話が正確に聞き取れない。
質問事項に適切に答えられない。 |
学習意欲 | 授業中の発言や課題への取り組みが積極的である。さらに発展的な課題を見つけて自ら取り組もうとする。 | 授業中の発言や課題への取り組みが積極的である。 | 授業中の発言が少なく、課題への取り組みが積極的でない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
1.テキストの問題文やその他の論説文等を読み、わかりやすい論理展開の方法を学ぶ。
2.与えられた課題について作文し、学習者同士で評価し合う。
3.就職活動や編入試験における面接での自己PR力・応答力を高める。
授業の進め方・方法:
1.課題の答え合わせ・講評。
2.テキストの音読後、語彙・文法・学習項目の確認。
3.応用問題。
4.質問・次回課題の説明。
注意点:
授業には、テキスト・辞書・レポート用紙を携帯すること。
学習予定の課の問題文を音読しておくこと。
課題は、基本的に次回の授業で提出する。相互に講評しあう題材になる場合もある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス インタビュー形式で自分のことを語る。 |
授業のねらい・進め方などを理解する。 自分を知る。また、将来の目標を明確にする。
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2週 |
「わかりやすさとはなにか」を考える。/面接対策(1) |
伝わりやすい話し方を意識して、「やさしい表現」で、簡潔に話す。
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3週 |
印象に残る話し方を考える。/面接対策(2) |
簡潔で好印象を与える話し方ができる。
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4週 |
テキスト5課:指示詞に注意しながら読む。 |
指示語が指す内容を適確にとらえられる。
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5週 |
テキスト6課:省略されているものを考える。 |
省略されているものを補いながら理解する。AI翻訳機で適切な翻訳を得るための省略・補足を考える。
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6週 |
テキスト3課:文の構造をとらえる。 |
長い修飾部を整理してとらえられるようになる。
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7週 |
テキスト4課:複文の構造をとらえる。 |
前件と後件の関係を正しくつかむ練習をする。話す時に避けるべき表現を意識する。
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8週 |
テキスト8課:意見を見抜く。 |
「事実」と「意見」が区別できる。「事実」を踏まえて「意見」を書く。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
これまでに学習したことをもとに、読解問題を解く。
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10週 |
テキスト9課:筆者の立場を見分ける。 |
筆者の意見を見分け、根拠を示しながら要約する。
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11週 |
中間試験解説 レポート清書・提出 |
試験結果をもとに、今後の課題を見つける。
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12週 |
テキスト10課:サインを見つける。 |
文末表現や接続詞に注意して、うまく文章展開ができるようになる。
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13週 |
テキスト11課:目印を使って内容を整理する。 |
「目印」に着目して、内容を素早く正確に整理し要約する。
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14週 |
テキスト12課:内容を素早く理解する。 |
文章の内容をできるだけ短時間で理解する方法を学ぶ。
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15週 |
総復習 |
これまでの学習を振り返り、各自の課題を見つけ新たな目標を設定する。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 課題 | 発表 | PR文 | 態度 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 30 | 10 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 30 | 10 | 10 | 10 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |