概要:
前期は、基本的な情報リテラシーに関する講義とともに,実際にコンピュータ上で様々なデータ処理等に関する演習を行う.
後期は,プログラミングを行う時の基礎的な諸事項(データの表現,変数,演算,制御構造,関数など)を講義とともに,実際にコンピュータ上でプログラムを作成し実行する過程を通して学習する.これらの知識をもとに,問題を論理的に構成し,コンピュータが実行可能なプログラムの形で表現し,問題を解決する考え方を習得する.
授業の進め方・方法:
はじめに座学で内容理解をして,その後演習により実践力を付ける
注意点:
関連科目:情報処理Ⅰ,情報処理Ⅱ,情報処理システム論,電子創造工学
評価方法:学年成績(100)=(前期成績(100)+後期成績(100))/2
前期成績(100)=課題点(100)、後期成績(100)=定期試験(75)+課題点(25)
評価基準:60点以上を合格合格とする
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要、情報リテラシー |
シラバスの説明、情報リテラシー、情報セキュリティについて理解できる.
|
2週 |
情報処理センターの利用(1) |
情報処理センターの利用、パソコンの基本操作、ファイルの利用、Web検索、Webメールの利用について理解できる.
|
3週 |
情報処理センターの利用(2) |
情報処理センターの利用、パソコンの基本操作、ファイルの利用、Web検索、Webメールの利用について理解できる.
|
4週 |
文書処理(1) |
文書処理、ワープロの歴史、エディタとワープロについて理解し,文書化技法と文書処理が実現できる.
|
5週 |
文書処理(2) |
文書処理と数式エディタの利用について理解できる.
|
6週 |
文書処理(3) |
数式エディタの利用した文書作成ができる.
|
7週 |
データ処理(1) |
表およびグラフの効用が理解できる.
|
8週 |
データ処理(2) |
データの加工と表の作成について理解できる.
|
2ndQ |
9週 |
データ処理(3) |
データの加工と表の作成ができる.
|
10週 |
プレゼンテーション(1) |
プレゼンテーションについて,また良いプレゼンテーションについて理解し,プレゼンテーションスライドの立案できる.
|
11週 |
プレゼンテーション(2) |
調査、プレゼンテーションスライドの設計ができる.
|
12週 |
プレゼンテーション(3) |
プレゼンテーションを実現する.
|
13週 |
基本的なアルゴリズムとフローチャート(1) |
アルゴリズム,プログラムとプログラミング言語,フローチャートの書き方を理解できる.
|
14週 |
基本的なアルゴリズムとフローチャート(2) |
アルゴリズムに従って基本的なフローチャートを書くことができる.
|
15週 |
基本的なアルゴリズムとフローチャート(3) |
アルゴリズムに従って基本的なフローチャートを書くことができる.
|
16週 |
前期のまとめ |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業概要 |
シラバスの説明,ガイダンス,計算機の基本構成,プログラムとアルゴリズムについて理解できる.
|
2週 |
プログラムの基本形 |
C言語のプログラムとプログラムの型について理解し,出力プログラムの実行ができる.
|
3週 |
基本データと数 |
変数と数値,変数の型,入力と出力を理解し,基本的な計算プログラムが作成できる.
|
4週 |
数学的関数 |
数学的関数を用いたプログラムが作成できる.
|
5週 |
分岐構造(判断) (1) |
分岐処理について理解できる.
|
6週 |
分岐構造(判断) (2) |
if または if~else による2方向分岐を用いたプログラムが作成できる.
|
7週 |
分岐構造(判断) (3) |
if~else if~elseによる多方向分岐を用いたプログラムが作成できる.
|
8週 |
分岐構造(判断) (3) |
分岐構造をもつ応用プログラムが作成できる.
|
4thQ |
9週 |
中間試験 |
|
10週 |
分岐構造(判断) (4) |
switchによる分岐を用いたプログラムが作成できる.
|
11週 |
反復構造(繰り返し)(1) |
while,do~whileによる反復処理の実行表が作成できる
|
12週 |
反復構造(繰り返し)(2) |
while,do~while,forによる反復処理の基本プログラムが作成できる.
|
13週 |
反復構造(繰り返し)(3) |
while,do~while,forによる反復処理の応用プログラムが作成できる.
|
14週 |
反復構造(繰り返し)(4) |
反復構造を持つ応用プログラムが作成できる.
|
15週 |
反復構造(繰り返し)(5) |
2重ループ構造を持つプログラムが作成できる.
|
16週 |
後期のまとめ |
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 後4 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前2 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前2 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 後2 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 後6,後7,後9,後12,後13 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 後10,後14 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前1 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前1 |