歴史Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 歴史Ⅱ
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 加藤晴康他編:『世界史A』(東京書籍)
担当教員 木村 美幸,山田 裕輝

到達目標

(1)世界の近代史における基本的出来事を理解し、現代に繋がる国家間の問題・現状・背景について説明することができる。
(2)日本を含む諸外国との文化的・社会的な違いを理解し、時代の転換によって生じた問題について、説明することができる。
(3)地域に残る歴史資料を通じ、近現代史の大きな歴史的推移と地域史との関連性を理解し、説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の近代史で生じた基本的出来事を理解し、現代に繋がる国家間の問題・現状・背景について基礎知識をもとに8割以上説明できる。世界の近代史で生じた基本的出来事を理解し、現代に繋がる国家間の問題・現状・背景について基礎知識をもとに7割以上説明できる。世界の近代史で生じた基本的出来事を理解し、現代に繋がる国家間の問題・現状・背景について説明できない。
評価項目2日本を含む諸外国の文化的・社会的な違いを理解し、時代の転換によって生じた問題について基礎的知識をもとに8割以上説明できる。日本を含む諸外国の文化的・社会的な違いを理解し、時代の転換によって生じた問題について基礎的知識をもとに7割以上説明できる。日本を含む諸外国の文化的・社会的な違いを理解できず、時代の転換によって生じた問題について説明できない。
評価項目3地域に残る歴史資料を通じ、近現代史の大きな歴史的推移と地域史との関連性を理解し、基礎的知識をもとに8割以上説明できる。地域に残る歴史資料を通じ、近現代史の大きな歴史的推移と地域史との関連性を理解し、基礎的知識をもとに7割以上説明できる。地域に残る歴史資料を通じ、近現代史の大きな歴史的推移と地域史との関連性を理解し、その背景について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
技術者として現代社会の国際的な諸問題に向き合い、理解し、解決できるようになるため、西洋近現代史について理解し、それを適切に説明できるようになる。また、地域に残る歴史資料を通じ、近現代史の大きな歴史的推移と地域史との関連性を理解し、考察できるようになる。
授業の進め方・方法:
プリントやスライドを主として授業を展開する。授業の進行は教科書の内容に準拠するが、近代史における大きなトピックを中心に進めていく形式とする。
注意点:
評価方法:レポートの提出によって評価する。
※教科書の持参は必須としないが、レポート執筆時の参考文献となるため持参・携帯することが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 近代について考える 世界史における近代の意義について理解し、前近代との違いを説明することができる。
2週 王政と革命 ①イギリス イギリスの議会王政と革命について理解し、説明することができる。
3週 王政と革命 ②アメリカ 独立戦争と独立宣言・合衆国憲法の制定について理解し、説明することができる。
4週 王政と革命 ③フランス 革命によるフランス絶対王政の崩壊と共和制の樹立について理解し、説明することができる。
5週 ナポレオン戦争とその影響 ナポレオンの登場がヨーロッパに与えた影響について理解し、説明することができる。
6週 産業革命の展開 技術革新によるヨーロッパ諸産業の変化について理解し、説明することができる。
7週 産業化社会と労働問題 工場労働の実情や社会・労働問題の発生について理解し、説明することができる。
8週 交通・運輸の技術革新と世界市場 交通・運輸の技術革新による世界市場の変化について理解し、説明することができる。
2ndQ
9週 ウィーン体制の成立と動揺 ウィーン体制の成立と動揺について理解し、説明することができる。
10週 1848年革命とナショナリズム ウィーン体制を解体に導いた1848年革命について理解し、説明することができる。
11週 国民国家の形成 ①アメリカ アメリカ合衆国の発展と南北戦争について理解し、説明することができる。
12週 国民国家の形成 ②ロシア 帝政ロシアの発展と東方問題について理解し、説明することができる。
13週 東アジア国際秩序の変容 ①インド イギリスのインド植民地化について理解し、説明することができる。
14週 東アジア国際秩序の変容 ②中国・日本 欧米勢力の東アジア進出と中国・日本の対応について理解し、説明することができる。
15週 前期まとめ ヨーロッパの近代化と技術の進歩 振り返り
16週
後期
3rdQ
1週 第二次産業革命と科学技術 第二次産業革命とその影響について理解し、説明することができる。
2週 帝国主義の拡大 ①民族問題と国家対立 帝国主義による民族問題と国家間対立の背景について理解し、説明することができる。
3週 帝国主義の拡大 ②植民地化と抵抗 帝国主義下における植民地の実態と抵抗運動について理解し、説明することができる。
4週 第一次世界大戦 ①戦争の背景 第一次世界大戦が勃発するまでの経緯と背景について理解し、説明することができる。
5週 第一次世界大戦 ②総力戦と技術 第一次世界大戦の性格を技術との関わりから理解し、説明することができる。
6週 第一次世界大戦 ③終戦とヴェルサイユ体制 終戦からヴェルサイユ体制の成立までの経緯について理解し、説明することができる。
7週 ソ連の結成とアメリカの繁栄 第一次世界大戦後におけるソ連・アメリカ両国の勢力拡大について理解し、説明することができる。
8週 世界恐慌とファシズムの台頭 恐慌の発生・ファシズムの台頭について理解し、説明することができる。
4thQ
9週 第二次世界大戦 ①勃発と展開 ヨーロッパ・アジア・太平洋で展開された戦争の様子について理解し、説明することができる。
10週 第二次世界大戦 ②戦争の終結 日独伊三国の降伏・ポツダム宣言と日本について理解し、説明することができる。
11週 戦後世界の再編と国際連合 連合国の戦後処理と国際連合の成立について理解し、説明することができる。
12週 冷戦体制と民族独立 ①東西対立 冷戦の開始と東西両陣営の動向について理解し、説明することができる。
13週 冷戦体制と民族独立 ②国家の分断と民族 冷戦下における分断国家と民族主義の動向について理解し、説明することができる。
14週 冷戦体制と民族独立 ③冷戦の終結 冷戦が終結に至る経緯を、東西両陣営における政治・経済問題から理解し、説明することができる。
15週 後期まとめ 冷戦までの国家・社会・技術と現代社会への課題 振り返りと展望
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後11,後12,後13,後14
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3前1,後15
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3前8,後1,後5
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3

評価割合

課題・レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100
専門的能力00