概要:
現代社会の国際的な諸問題の歴史的背景を把握し解決することができる技術者となるために、西洋近現代史について理解し、それを適切に説明できるようになる。また、欧米諸国がもたらした科学技術の発展がどのように世界に影響を与えたのかについても考察できるようになる。
授業の進め方・方法:
西洋近現代史について、プリントやスライドを主として授業を展開する。授業は教科書の内容に準拠しつつも、トピックごとに進めていく形式とする。
前期は第一次世界大戦前までを、後期は第一次世界大戦から現代までの時代を扱う。
注意点:
レポートの提出によって評価する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
前期ガイダンス 前近代の世界と近代への道のり |
前近代における世界史の流れを把握した上で、近代という時代について理解し、説明することができる。
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2週 |
映画・ドキュメンタリーに見る歴史① |
ドキュメンタリー等を鑑賞し、内容を適切にまとめることができる
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3週 |
映画・ドキュメンタリーに見る歴史② |
ドキュメンタリー等を鑑賞した内容をふまえ、それを歴史的に解説することができる
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4週 |
イギリス革命 |
イギリスのピューリタン革命・名誉革命について理解し、説明することができる。
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5週 |
アメリカの独立 |
アメリカの独立について理解し、説明することができる。
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6週 |
フランス革命 |
フランス革命について理解し、説明することができる。
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7週 |
ナポレオン戦争とヨーロッパ |
フランス革命後のフランスやヨーロッパについて理解し、説明することができる。
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8週 |
工業の発達 ①産業革命 |
産業革命がどのようにイギリスで起こったかについて理解し、説明することができる。
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2ndQ |
9週 |
工業の発達 ②社会の変化 |
産業革命をきっかけとした工業の発達によって、世界がどのように変化したかを理解し、説明することができる。
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10週 |
ウィーン体制 ①ウィーン体制の成立 |
ウィーン体制がどのように成立していくのかについて理解し、説明することができる。
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11週 |
ウィーン体制 ②ウィーン体制の崩壊 |
ウィーン体制の解体過程について理解し、説明することができる。
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12週 |
南北戦争とアメリカ ①西部開拓と南北対立 |
アメリカの南北戦争の背景について理解し、説明することができる。
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13週 |
南北戦争とアメリカ ②南北戦争と奴隷制 |
アメリカの南北戦争とその影響について理解し、説明することができる。
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14週 |
第二次産業革命と科学技術 |
第二次産業革命とその影響について理解し、説明することができる。
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15週 |
ヨーロッパ諸国の世界進出 |
ヨーロッパ諸国の世界進出について理解し、説明することができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
第一次世界大戦 ①第一次世界大戦の背景 |
第一次世界大戦が起こった背景について理解し、説明することができる。
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2週 |
第一次世界大戦 ②戦場と技術 |
第一次世界大戦と科学技術の発展がどのように結びついているかについて理解し、説明することができる。
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3週 |
第一次世界大戦 ③総力戦体制 |
第一次世界大戦によって発生した総力戦について理解し、説明することができる。
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4週 |
ヴェルサイユ体制 ①パリ講和会議とワイマール憲法 |
ヴェルサイユ体制の成立について理解し、説明することができる。
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5週 |
ヴェルサイユ体制 ②新しい勢力 |
ロシア革命やアメリカの発展とその影響について理解し、説明することができる。
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6週 |
世界恐慌 |
世界恐慌について理解し、説明することができる。
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7週 |
ファシズムの台頭 |
ファシズムの台頭について理解し、説明することができる。
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8週 |
近現代の欧米諸国 ①年表をつくる |
近現代の欧米の特定の国に焦点を当てて、年表を作成することができる。
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4thQ |
9週 |
近現代の欧米諸国 ②画期をみつける |
作成して年表をふまえて画期を指摘することができる。
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10週 |
第二次世界大戦 ①第二次世界大戦の背景 |
第二次世界大戦が起こった背景について理解し、説明することができる。
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11週 |
第二次世界大戦 ②第二次世界大戦と技術 |
第二次世界大戦と科学技術の発展がどのように結びついているかについて理解し、説明することができる。
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12週 |
第二次世界大戦 ③戦場を支える |
第二次世界大戦の際、人々がどのように戦争を支えたかについて理解し、説明することができる。
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13週 |
冷戦と民族自決 ①冷戦の構図 |
冷戦について世界的な視野で理解し、説明することができる。
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14週 |
冷戦と民族自決 ②植民地支配からの解放 |
植民地支配からの解放とその課題について理解し、説明することができる。
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15週 |
現代社会の課題―冷戦後の世界― |
今までの授業をふまえた上で、現代社会について考えることができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 後5,後14 |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | 前3,前4,前7,前8 |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 後11,後12,後13,後14,後15 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前9,前11,後7 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 前1,後15 |
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。 | 3 | 前1,後15 |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | 前4,後9 |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | 前10 |