国語講読

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語講読
科目番号 0038 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 紅野敏郎、紅野謙介、千葉俊二、宗像和重、山田俊治編(2012)『日本近代短編小説選 明治編1』岩波書店
担当教員 門屋 飛央

到達目標

1.日本の近現代文学作品をあらゆる視点から読解することができる。
2.日本の近現代文学作品の読解により、自らの感性を磨き、視野を広げることができる。
3.分かりやすい言葉でレジュメを作成し、説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
日本の近現代文学作品を、多角的に読解し、その内容を分析することができる。日本の近現代文学作品を多角的な視点で読解し、説明することができる。日本の近現代文学作品を読解することができない。
日本の近現代文学作品の読解により、自らの感性を磨き、自身の持つ視野を充分に広げている。日本の近現代文学作品の読解により、自らの感性を磨き、新しい視野を持つことができている。日本の近現代文学作品の読解により、自らの感性で視野を広げられていない。
分かりやすい言葉でレジュメを作成し、活発な議論を行うことができる。分かりやすい言葉でレジュメを作成し、それを聞き手に分かりやすく説明することができる。レジュメを作成し、それを説明することができていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本の近現代文学史を踏まえながら、個々の作品を読んでいく。読解を通じて、文学史的知識を再認識するとともに、作品や作家、時代背景への理解を深めることを目標とする。
授業の進め方・方法:
グループごとの報告とそれに基づく討論を中心に進める。
注意点:
事前に配布された資料を必ず読んで、出席をすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明/文学作品の研究の仕方 本授業の方針を理解することができる。
2週 教員による模擬発表、質疑応答、解説 発表にあたってのレジュメの作成の仕方を理解することができる。
3週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
4週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
5週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
6週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
7週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
8週 (中間試験) これまでの議論から得た見識を用いて、文学作品を分析することができる。
4thQ
9週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
10週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
11週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
12週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
13週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
14週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
15週 学生による発表、質疑応答、解説 取り上げられた文学作品を読解し、議論することができる。
16週 学年末試験 これまでの議論から得た見識を用いて、文学作品を分析することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。4後2,後8,後16
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。4後2,後8,後16
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。4後1,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。3後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。2後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。5後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。5後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。4後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

定期試験発表合計
総合評価割合4060100
基礎的能力20020
専門的能力206080
分野横断的能力000