応用数学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 応用数学
科目番号 0058 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 「応用数学」,「応用数学問題集」(森北出版)
担当教員 中谷 実伸

到達目標

(1) ラプラス変換、逆ラプラス変換ができる。
(2) ラプラス変換を用いて微分方程式を解くことができる。
(3) 正則関数の定義を理解し、コーシー・リーマンの関係式に従い、複素関数が正則であるか否かを判定することができる。
(4) 基本的な複素関数の積分を求めることができ、さらに留数定理を用いることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 ラプラス変換と逆ラプラス変換を使いこなすことができる。ラプラス変換の公式について理解している。ラプラス変換を求めることができない。
評価項目2ラプラス変換を用いて微分方程式を解くことができる。ラプラス変換を用いた微分方程式の解法について理解する。ラプラス変換を用いて微分方程式を解くことができない。
評価項目3コーシー・リーマンの関係式に従い、複素関数が正則であるか否かを判定することができる。正則関数の定義を理解している。正則関数の定義を理解していない。
評価項目4ローラン展開を理解し、留数定理を用いることができる。基本的な複素関数の積分を求めることができる。基本的な複素関数の積分を求めることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RB1 説明 閉じる
JABEE JB1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年生までで学習した1変数、2変数の微分積分、線形代数を基本として、ラプラス変換、複素関数の微分積分について学ぶ。
これらの基本的な概念の習得と、その応用問題に対する習熟を目指す。
授業の進め方・方法:
教科書と自作教材を主として用いる。また毎週小テストを行う。
概念の理解のため、必要であれば具体的な問題を扱う。
講義だけでなく、課題や演習を織り交ぜながら進める。
この科目は、この科目は学修単位科目「B」である。授業外学修の時間(30 時間)を含める。授業外学修の時間を含める。
注意点:
年間成績は100点満点で評価し、60点以上を合格とする。
定期試験を8割、小テストを1割、課題を1割として成績をつける。(成績=定期試験(80)+課題(10)+小テスト(10))
年間成績が60点未満の場合は再試験を実施することがあるが、課題の提出状況が芳しくない場合は、再試験の対象外とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス+ラプラス変換(1)
【授業外学習】予習と課題に取り組む
ラプラス変換を学ぶ。
2週 ラプラス変換(2)
【授業外学習】予習と課題に取り組む
ラプラス変換を求めることができる。
3週 逆ラプラス変換(1)
【授業外学習】予習と課題に取り組む
逆ラプラス変換を求めることができる。
4週 逆ラプラス変換(2)
【授業外学習】課題に取り組む
逆ラプラス変換を求めることができる。
5週 ラプラス変換と微分方程式(1)
【授業外学習】予習と課題に取り組む
ラプラス変換を用いて微分方程式を解くことができる。
6週 ラプラス変換と微分方程式(2)
【授業外学習】予習と課題に取り組む
ラプラス変換を用いて微分方程式を解くことができる。
7週 単位ステップ関数とデルタ関数および合成積
【授業外学修】予習と課題に取り組む
単位ステップ関数・デルタ関数・合成積のラプラス変換について理解する。
8週 線形システム
【授業外学修】予習と課題に取り組む
線形システムについて理解する。
2ndQ
9週 前期中間まとめ
10週 試験の解説+複素数の復習
【授業外学習】課題に取り組む
複素数について理解している。
11週 複素数・複素平面
【授業外学習】課題に取り組む
複素平面について理解している。
複素数を複素平面に表すことができる。
12週 演習
【授業外学習】予習と課題に取り組む
演習
13週 極形式(1)
【授業外学習】予習と課題に取り組む
極形式について理解している。
14週 極形式(2)
【授業外学習】課題に取り組む
極形式について理解している。
15週 まとめと演習
【授業外学習】課題に取り組む
まとめと演習
16週
後期
3rdQ
1週 複素関数
【授業外学習】予習と課題に取り組む
基本的な複素関数について説明ができる
2週 正則関数、コーシー・リーマンの関係式
【授業外学習】予習と課題に取り組む
複素関数の極限値を求めることができる。
コーシー・リーマンの関係式を理解している。
3週 正則関数とその導関数
【授業外学修】予習と課題に取り組む
正則関数の性質を理解している。
基本的な関数の導関数を求めることができる。
4週 複素積分
【授業外学習】予習と課題に取り組む
簡単な複素積分の計算ができる。
5週 コーシーの積分定理
【授業外学習】予習と課題に取り組む
コーシーの積分定理について理解している
6週 コーシーの積分表示
【授業外学習】予習と課題に取り組む
コーシーの積分表示を用いた計算ができる。
7週 級数+まとめと演習 級数について理解している。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 テイラー展開
【授業外学習】予習と課題に取り組む
テイラー展開について理解している。
10週 ローラン展開・留数
【授業外学習】予習と課題に取り組む
ローラン展開・留数について理解している。
11週 ローラン展開・留数
【授業外学習】予習と課題に取り組む
ローラン展開・留数について理解している。
12週 留数・留数定理
【授業外学習】予習と課題に取り組む
留数を求めることができる。留数定理について理解している。
13週 留数・留数定理
【授業外学習】予習と課題に取り組む
留数を求めることができる。留数定理について理解している。
14週 留数定理・演習
【授業外学習】予習と課題に取り組む
留数定理の実積分への応用を理解している。
15週 まとめと演習
【授業外学習】課題に取り組む
まとめと演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。3前1,前2
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。3前1,前2,前3

評価割合

試験課題小テスト合計
総合評価割合801010100
基礎的能力801010100
専門的能力0000
分野横断的能力0000