政治経済

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 政治経済
科目番号 0119 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『高校政治・経済』(実教出版)/『2019 新政治・経済資料 三訂版』(実教出版)
担当教員 市嶋 聡之,川畑 弥生

到達目標

(1)政治や経済と環境問題の関係が理解できること。
(2)国際的な政治や経済の動向およびその背景に深い興味・関心を抱けること。
(3)時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうと努められること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1政治や経済と環境問題の関係が十分に理解できる。政治や経済と環境問題の関係がある程度理解できる。政治や経済と環境問題の関係がほとんど理解できない。
評価項目2国際的な政治や経済の動向およびその背景に極めて深い興味・関心を抱ける。国際的な政治や経済の動向およびその背景にある程度深い興味・関心を抱ける。国際的な政治や経済の動向およびその背景に興味・関心をほとんど抱けない。
評価項目3時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうと大いに努められる。時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうとある程度努められる。時事的な問題に対して自分なりの見解を持とうと努めることがほとんどできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現代社会における最も重要な活動の一つである政治とすべての人間活動の土台となる経済に関する基礎的な知識の修得を第一の目標とする。さらに、社会の急激な変動の中にあっても、その本質を把握しうるような洞察力・判断力の養成も目指す。
授業の進め方・方法:
概ね前期を政治編、後期を経済編とし、教科書の項目立てに準拠して授業を行う。教科書と資料集を中心的な教材とするが、具体的な事例や発展的内容に関してはプリントなどで適宜補足する。
注意点:
初回の授業で伝えた「受講に際しての注意事項」を厳守すること。
評価方法:中間試験(50%)+期末試験(50%)とする。
評価基準:100点満点で60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 民主政治の基本原理(1) 政治と法について理解し、説明することができる。
2週 民主政治の基本原理(2) 民主政治の原理と発展について理解し、説明することができる。
3週 民主政治の基本原理(3) 世界の政治体制について理解し、説明することができる。
4週 日本国憲法の基本的性格(1) 日本国憲法の成立について理解し、説明することができる。
5週 日本国憲法の基本的性格(2) 平和主義について理解し、説明することができる。
6週 日本国憲法の基本的性格(3) 基本的人権の保障について理解し、説明することができる。
7週 日本の政治機構(1) 日本の政治機構について理解し、説明することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 日本の政治機構(2) 立法、行政、司法、地方自治について理解し、説明することができる。
10週 現代日本の政治(1) 戦後政治の歩みについてし、説明することが理解できる。
11週 現代日本の政治(2) 選挙制度と政党、政治参加と世論について理解し、説明することができる。
12週 現代の国際政治(1) 国際政治の特質と国際法、国際連合と国際協力について理解し、説明することができる。
13週 現代の国際政治(2) 現代国際政治の動向、核兵器と軍縮について理解し、説明することができる。
14週 現代の国際政治(3) 人種・民族問題、国際政治と日本について理解し、説明することができる。
15週 前期期末試験
16週 学習のまとめ 前期の学習内容について理解できる。
後期
3rdQ
1週 経済社会の変容(1) 資本主義経済の発展について理解し、説明することができる。
2週 経済社会の変容(2) グローバル化と現代資本主義経済について理解し、説明することができる。
3週 現代経済のしくみ(1) 市場機構、現代の企業について理解し、説明することができる。
4週 現代経済のしくみ(2) 国民所得と経済成長、金融のしくみについて理解し、説明することができる。
5週 現代経済のしくみ(3) 財政のしくみについて理解し、説明することができる。
6週 現代経済と福祉の向上(1) 日本経済の歩み、日本の中小企業と農業について理解し、説明することができる。
7週 現代経済と福祉の向上(2) 国民の暮らし、環境保全と公害の防止について理解し、説明することができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 現代経済と福祉の向上(3) 労使関係と労働条件の改善について理解し、説明することができる。
10週 現代経済と福祉の向上(4) 社会保障の役割について理解し、説明することができる。
11週 世界経済と日本(1) 商品・資本の流れと国際収支について理解し、説明することができる。
12週 世界経済と日本(2) 国際経済体制の変化について理解し、説明することができる。
13週 世界経済と日本(3) 金融のグローバル化と世界金融危機について理解し、説明することができる。
14週 世界経済と日本(4) 地域経済統合と新興国の台頭、経済協力と人間開発の課題について理解し、説明することができる。
15週 後期期末試験
16週 学習のまとめ 1年間の学習内容について理解し、説明することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3前14
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3前10,前13
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前11,前12,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3後7

評価割合

試験発表相互評価小テストポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000