機械工学概論Ⅰ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機械工学概論Ⅰ
科目番号 0125 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「わかりやすい機械工学(第2版)」松尾哲夫他5名共著、森北出版,参考書「機械工作1」「機械工作2」嵯峨常生、中西佑二他、実教出版
担当教員 斉川 博之

到達目標

(1) 機械工学の柱となる機械工作法について概略を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械工作に関する知識を作業に反映できる機械工作について概略を説明できる機械工作について概略を理解できていない
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RB2 説明 閉じる
JABEE JB3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・教科書をベースに、詳細についてはプリントにて補足説明を行う。
・現社会における実態を取り入れながら、課題や取組の説明を行う。
※実務との関係
この科目は企業で生産技術ならびに工場の運営管理を担当していた者が、その経験を活かし、機械材料、工作機械、機械工学法等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
本科目は、融合複合型の「環境生産システム工学」教育プログラムの基礎工学である「力学系」科目群の科目である。機械材料の加工技術と関連させて、工作機械の操作方法や機械工作法の基礎を習得するとともに、種々の工作法における切削力、変形力等加工力の力学的取扱いについて学ぶ。
注意点:
学習・教育目標:本科(準学士課程)RB2(◎) ,環境生産システム工学プログラム JB3(◎)
関連科目:機械工学概論Ⅱ(本科5年),生産材料工学、設計生産工学、エネルギー変換工学(専攻科生産システム工学専攻1年)
評価方法:期末試験にて評価。期末試験が評価基準に達成・未達に関らず、レポートを一度だけ認め、学年末成績に加算する。
評価基準:学年成績60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,機械の仕組み⑴ 授業内容概要とガイダンス,機械工業のあらまし
2週 機械の仕組み⑵ 工業計測
3週 機械材料⑴ 機械材料の試験法、製造
4週 機械材料⑵ 鉄鋼材料⑴
5週 機械材料⑶ 鉄鋼材料⑵
6週 機械材料⑷ 非鉄金属材料
7週 機械材料⑸ 非金属材料
8週 機械工作(工作機械) 工作機械概要(ビデオ)
4thQ
9週 機械工作法⑴ 切削加工⑴(切削加工法、工作機械)
10週 機械工作法⑵ 切削加工⑵(切削加工法、工作機械)
11週 機械工作法⑶ 切削加工⑶(切削理論、切削工具)
12週 機械工作法⑷ 切削加工⑷(研削加工、研磨加工)
13週 機械工作法⑸ 非切削加工⑴(鋳造、塑性加工)
14週 機械工作法⑹ 非切削加工⑵(塑性加工、その他)
15週 機械工作法⑺、まとめ 工場の自動化、まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00