日本文学論

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本文学論
科目番号 0158 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『源氏物語』一(岩波書店 2017)
担当教員 伊勢 光

到達目標

時代ごとに様々な人たちによって受け継がれてきた『源氏物語』の読みを整理、確認し、『源氏物語』から日本文化やそれを支えてきたものについて学びを深める。またこの現代で『源氏物語』を読む意義を各自の言葉で説明し、視野を広げる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
『源氏物語』の精緻な読解を通し日本文化に対する理解を深める物語を精緻に読解できており、日本文化に対して十分に理解が深まった物語をある程度読解でき、日本文化に対して理解が深まった読解ができず、日本文化に対しても理解が深まらなかった
古典を味わう感性を養いグローバル社会の中で日本人としてのアイデンティティを醸成する古典を味わう感性が十分にはぐくまれ、国際社会の中での日本人という立ち位置を十分理解、確立できた古典を味わう感性がはぐくまれ、国際社会の中での日本人という立ち位置に気づけた古典を味わう感性がはぐくめず、国際社会の中での日本人という自立性も確立できなかった
価値観の違う時代に触れることで、視野を広げる価値観の違いを十分に理解し、物事の見方を多角的にできるようになった価値観の違いをある程度理解し、物事の見方が広がった価値観の違いを理解できず、物事の見方は広がらなかった

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
発表者は『源氏物語』「若紫」巻を古注釈を参観しつつ、資料をまとめて発表する。そのことを通して、『源氏物語』がどのように鑑賞、享受されてきたのかを調査し、体感する。
授業の進め方・方法:
学生発表により行う。『源氏物語』「若紫」巻の精緻な読解を目指す。毎回、授業の最後に質疑応答を行い、適宜、リアクションペーパー、レポート等を書いてもらう。
注意点:
発表資料とレポート、また授業中の態度(質疑応答への参加度合い)で評価する。古文に対して前向きに主体的に読解していくという気持ちを求める。ただ出席しているだけでは単位を与えられないので注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 教員による発表手本/発表順決め  発表すべきもの、その方法を理解する。
2週 学生による発表(1) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
3週 学生による発表(2) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
4週 学生による発表(3) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
5週 学生による発表(4) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
6週 学生による発表(5) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
7週 学生による発表(6) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
8週 学生による発表(7) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
2ndQ
9週 学生による発表(8) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
10週 学生による発表(9) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
11週 学生による発表(10) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
12週 学生による発表(11) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
13週 学生による発表(12) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
14週 学生による発表(13) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
15週 学生による発表(14) 資料をまとめ、伝える/より深く理解する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

発表資料レポート相互評価態度(質疑)ポートフォリオその他合計
総合評価割合504001000100
基礎的能力504001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000