概要:
前期は「情報概論」、後期に「アルゴリズム・プログラミング演習」を行なう。
「情報概論」:情報社会における情報の収集法と活用法ならびに倫理とセキュリティを学び、コンピュータのしくみを把握した上で、データ処理と文書作成の基本操作を身に付けることを目的とする。
「アルゴリズム・プログラミング演習」:Webページ、フローチャート、JavaScriptによるプログラミング、これらの基本を講義や演習で学習する。
授業の進め方・方法:
「情報概論」:ガイダンスの後、情報社会の実情を紹介し、インターネットの歴史や情報倫理、情報処理について学習する。また、コンピュータを構成するハードとソフトを学習する。後半は、パソコンを使った演習により、オフィスソフトを利用したデータ処理法と文書作成法を学習する。
「アルゴリズム・プログラミング演習」:情報処理演習室でのパソコン利用による演習を中心に、Webページ作成、フローチャート演習、JavaScript演習を行う。
注意点:
学習教育目標:RB2(◎)
関連科目:専門基礎Ⅱ(本科1年)、専門基礎Ⅲ(本科1年) 、プログラミング基礎(本科2年)、情報工学基礎(本科2年)、情報基礎演習(本科2年)
学習教育目標の達成度評価方法:前期:課題50%、期末試験50%,後期課題100%として評価を行う。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、 情報社会と情報・メディア |
情報やメディアの特性を踏まえ,情報社会への動き、情報社会が抱える問題、情報社会の見方が理解できる
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2週 |
情報センター演習室および Microsoft365 の利用 |
情報センター演習室のシステムおよび Microsoft365 にサインインできる
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3週 |
情報センター演習室および Microsoft365 の利用 |
Outlook, Forms, Teams にアクセスできる
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4週 |
ネットワークリテラシー 情報の取り扱い、モラル、著作権 |
情報社会におけるモラル,情報の真偽,情報に関する法規や制度と,それに基づく個人の責任について理解できる
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5週 |
情報技術の発展,情報化と生活の変化 |
情報技術が人や社会に果たす役割とおよぼす影響について理解できる
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6週 |
コミュニケーション 手段の変化,ネットコミュニケーションの特徴,メディアのデジタル表現 |
メディアの特性とコミュニケーション手段の特徴について,その変遷も踏まえて科学的に理解できる
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7週 |
情報デザイン 抽象化・可視化・構造化,ユニバーサルデザイン,アクセシビリティ,UI |
情報デザインが果たす役割を理解し,効果的なコミュニケーションのための情報デザインの考え方や方法を理解できる
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8週 |
コンピューターの仕組み コンピュータの基本構成、ソフトウェア,演算の仕組み |
コンピュータや外部装置の仕組みや特徴,コンピュータでの情報の内部表現と計算に関する限界について理解できる
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2ndQ |
9週 |
アルゴリズムと表現/モデル化とシミュレーション |
プログラミングによってコンピュータを活用する方法,社会や自然における事象をモデル化する方法を理解できる
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10週 |
情報セキュリティ インターネットの仕組みとサービス,情報セキュリティ |
情報通信ネットワークの仕組みや構成要素,および情報セキュリティを確保するための方法や技術について理解できる
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11週 |
データ/データベース データ形式,データモデル,データ分析,データの利用 |
データ表現と,蓄積・管理・提供する方法について理解できる
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12週 |
オフィスソフトの利用 |
オフィスソフトの利用方法が理解できる(1)
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13週 |
オフィスソフトの利用 |
オフィスソフトの利用方法が理解できる(2)
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14週 |
オフィスソフトの利用 |
オフィスソフトを使ったドキュメント作成ができる
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15週 |
オフィスソフトの利用 |
オフィスソフトを組み合わせたドキュメント作成ができる
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16週 |
全体のまとめ |
全体を振り返り到達目標が達成できているか確認する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
【講義】アルゴリズムとフローチャート(1) 【授業外学習】どのようなアルゴリズムがあるのか調べる |
アルゴリズムとは何か、プログラムとプログラミング言語、フローチャートの書き方をそれぞれ理解する。
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2週 |
【演習】アルゴリズムとフローチャート(2) 【授業外学習】練習問題を解く |
練習問題を読み解きフローチャートとして図示する。
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3週 |
【演習】アルゴリズムとフローチャート(3) 【授業外学習】練習問題を解く |
自分の書いたフローチャートに対して検証表を書くことができる。
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4週 |
【演習】JavaScriptでプログラミング(1) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
JavaScriptでのプログラム作成手順、実行の方法を理解する。
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5週 |
【演習】JavaScriptでプログラミング(2) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
変数の型、演算子を理解する。
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6週 |
【演習】JavaScriptでプログラミング(3) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
条件分岐(if, else if,switch, break)を理解する。
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7週 |
【演習】JavaScriptでプログラミング(4) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
反復処理(for, while, do ~ while)を理解する。
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8週 |
【演習】フローチャートをプログラミング(1) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
以前、自分で作ったフローチャートをJavaScriptで実装する。
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4thQ |
9週 |
【演習】フローチャートをプログラミング(2) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
JavaScriptのプログラムと検証表が同じか確認する。
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10週 |
【講義】情報の収集と発信(1) 【授業外学習】Webページのテーマを考える |
情報化時代の情報の収集・整理・加工を理解する。
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11週 |
【演習】情報の収集と発信(2) 【授業外学習】Webページ作成 |
情報収集と情報整理、Webページの設計、Webページの制作をする。
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12週 |
【講義】JavaScriptとWebページ(1) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
配列の基本を理解する。
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13週 |
【演習】JavaScriptとWebページ(2) 【授業外学習】教科書で予習復習する |
関数の基本を理解する。
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14週 |
【演習】Webページを改良(1) 【授業外学習】Webページ作成 |
配列と関数を用いたプログラムを作り理解する。
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15週 |
【演習】Webページを改良(2) 【授業外学習】Webページ作成 |
配列と関数を用いたプログラムを用いて自分のWebページを改良する。
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16週 |
全体のまとめ |
全体を振り返り到達目標が達成できているか確認する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 前4,前5 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | 前4,前5 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前15 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前7,前11 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前4,前8 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前6 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前4,前10 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前4,前10 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前4 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前4 |