専門基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 専門基礎Ⅱ
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 青山 義弘,川上 由紀,堀井 直宏

到達目標

コンピュータを活用した文書処理、データ処理、プレゼンテーション、情報発信を学び、理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
レポートについて提出期限内に完成し提出し終えることができているレポートについて提出期限内に途中経過を報告し、延長した提出期限内に提出し終えることができているレポートについて提出期限内に途中経過を報告しに来ない
課題で与えられた内容についてレポートで説明できている課題で与えられた内容を大よそレポートで説明できている課題で与えられている内容についてレポートで説明できていない
課題について自己評価し考察できている課題について大よそ考察できている課題の理解が不十分であり、考察ができていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RB2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 RC3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータを活用した文書処理、データ処理、プレゼンテーション、情報発信を学び、理解する。教科書、配布資料をもとに授業を行い、演習及び課題を多く行う。
授業の進め方・方法:
教科書、配布資料をもとに授業を行い、演習及び課題を多く行う。
注意点:
(1)コンピュータおよびネットワークが提供する基本的な機能を活用して、文書作成、表計算、情報検索、情報発信の基礎力を育成し、作品を作成できること。
(2)与えられた演習課題を、決められた期限内に提出できること。
(3)演習テーマに関する報告書およびまとめのレポートを作成し、決められた期限内に提出できること。

学習教育目標:RB2(◎)、RC3(◎)
関連科目:専門基礎Ⅰ(本科1年)、専門基礎Ⅲ(本科1年)、電子工学基礎(本科2年)、情報工学基礎(本科2年)、プログラミング基礎(本科2年)
学習教育目標の達成度評価方法:演習とレポート課題100%とする。なお,60点に達しないときには追試験または課題を課すことがある。
学習教育目標の達成度評価基準:総合評価60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明、情報リテラシーとは、
情報処理センターの利用について
情報リテラシーについて理解する。
2週 ワープロの歴史、エディタとワープロ、
文書化技法と文書処理
文書処理について理解する。
3週 文書処理 文書処理ソフトを使い与えられた文章をまとめることができる。
文書処理ソフトを使い文章のレイアウトを指示通りに変更することができる。
4週 表計算とグラフ① 表計算ソフトを使い与えられたデータを表にまとめることができる。
5週 表計算とグラフ② 表計算ソフトを使い与えられたデータをグラフにまとめることができる。
6週 実験レポートの作成① 感想文と報告書(レポート)の違いを理解する。
まとめ方の概要やレポートの構成を理解する。
実験レポート表紙の書き方を理解する。
7週 実験レポートの作成② 数式の挿入の仕方を理解する。
表・グラフの挿入の仕方を理解する。
8週 実験レポートの作成③ 図の引用と説明の仕方を理解する。
2ndQ
9週 実験レポートの作成④ 有効桁についてその意味や必要性を理解する。
10週 実験レポートの作成⑤ 与えられた実験結果に関する報告書(レポート)を作成することができる。
11週 プレゼンテーションスライドの作り方 指示通りにスライドを作成することができる。
12週 調査・プレゼンテーションスライドの設計 与えられたテーマについて調査しスライドにまとめることができる。
13週 調査・プレゼンテーションスライドの設計
与えられたテーマについて調査しスライドにまとめることができる。
14週 発表会・プレゼンテーション
スライドを使って発表をすることができる。
15週 発表会・プレゼンテーション
スライドを使って発表をすることができる。
16週 まとめ
後期
3rdQ
1週 実験・演習のガイダンス
2週 【誤差に関する演習と実験】 誤差の種類について知る。
3週 【誤差に関する演習と実験】 指示された実験を実施し、その結果をまとめることができる。
4週 【誤差に関する演習と実験】 指示された実験を実施し、その結果をまとめることができる
5週 【誤差に関する演習と実験】 実験に関する報告書(レポート)を作成することができる。
6週 【プログラミングと演習】 マイコンが動作する環境を構築できる。
7週 【プログラミングと演習】 マイコンで動作するプログラムを作成できる。
8週 中間まとめ
4thQ
9週 【プログラミングと演習】 マイコンで動作するプログラムを作成できる。
10週 【プログラミングと演習】 実験に関する報告書(レポート)を作成することができる。
11週 【論理回路の演習と実験】 ロジックトレーナを使って簡単な論理回路を作成できる。
12週 【論理回路の演習と実験】 ロジックトレーナを使って簡単な論理回路を作成できる。
13週 【論理回路の演習と実験】 ロジックトレーナを使って簡単な論理回路を作成できる。
14週 【論理回路の演習と実験】 実験に関する報告書(レポート)を作成することができる。
15週 まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術工学実験技術目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。3後2,後6,後11
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。3後3,後4,後7,後9,後12,後13
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。3後3,後4,後7,後9,後12,後13
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。3後5,後10,後14
情報リテラシー情報リテラシー基礎的なプログラムを作成できる。3後6,後7,後9,後10
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3後11,後12,後13,後14
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3後11,後12,後13,後14

評価割合

発表(前期)課題(前期)レポート(後期)合計
総合評価割合104050100
基礎的能力104050100
専門的能力0000
分野横断的能力0000