線形代数

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 線形代数
科目番号 0005 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「論理回路入門」坂井修一著(培風館)
担当教員 長水 壽寛,山田 哲也,相場 大佑

到達目標

(1)N進数、位取り記数法を理解し、算術演算、論理演算が出来ること。基本的なブール代数計算が出来ること。
(2)与えられた仕様から目的の論理関数を導出できること。
(3)与えられた演習課題に対して、決められた期限内に提出できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1位取り記数法が理解でき、、負数の概念、補数が理解でき、基数変換、N進数の演算ができる位取り記数法、負数の概念、補数が理解でき、基数変換、2進数の演算ができる位取り記数法が理解できず、基数変換ができない
評価項目2基本的な論理関数を理解し、形式の変換、基本形を作成することができ、様々な公式を証明できる基本的な論理関数を理解し、形式の変換、基本形を作成することができ、様々な公式を利用できる。論理関数の特徴を理解できず論理演算ができない
評価項目3与えられた仕様から真理値表、カルノー図など作成し、最適な論理関数を導出できる与えられた仕様から論理関数を導出でき、カルノー図を作成できる与えられた仕様を理解できず、真理値表が作成できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータの基本的な仕組みを理解するため、コンピュータ内部の数値表現、演算から始まり、ブール代数、組み合わせ回路を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業においては、座学を中心とし、論理回路に関する講義と演習を行なう。
注意点:
授業外学修のための課題(予習復習、授業内容に関する調査・考察)を課す。
期限を守って必ず提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス シラバスの説明、ガイダンス、アナログ値とディジタル値、B進数の位取り記数法
2週 位取り記数法 2進8進16進数、補数、負数、加減乗除算
3週 論理関数の基礎 基本的な論理演算の概要、基本的な論理ゲート、ブール代数
4週     〃 ブール代数
5週     〃 ブール代数
6週     〃 ブール代数、標準形、簡単化
7週     〃 ブール代数、標準形、簡単化
8週 中間試験
4thQ
9週 試験の解答、解説、ブール代数、標準形、簡単化(ドント・ケアの処理)
10週 ブール代数、標準形、簡単化(ドント・ケアの処理)
11週 論理回路設計 組み合わせ論理回路の設計方法
12週     〃 組み合わせ論理回路の設計方法
13週     〃 代表的な組み合わせ回路(加減算器、ALUなど)
14週     〃 代表的な組み合わせ回路(デコーダ、MUX、パリティなど)
15週 期末試験
16週 学習のまとめ 学習のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合7030100
算術演算15520
論理演算15520
論理式の導出402060