概要:
論理回路(組み合わせ)について復習し、簡単な演算回路を理解する。論理回路(順序)を学習し、制御に関する勉強を行なう。計算機内部のデータの動きを把握し、ノイマン方式の計算機の構成について学習する。
授業の進め方・方法:
座学を中心とし、ソフトウェアの基礎、ハードウェアの基礎、マルチメディア・通信・制御といった基礎的事項に関する講義と演習を行ない、さらに、授業外学修のための課題(予習復習、授業内容に関する調査・考察)を課す。
注意点:
学習教育目標:RB2(◎)
関連科目:プログラミング基礎(本科2年)、プログラミング応用(本科3年)、論理回路(本科2年)、情報基礎演習(本科2年)、計算機構成論Ⅰ・Ⅱ(本科3,4年)
学習教育目標の達成度評価方法:中間試験と期末試験の平均で90%、小テスト、レポート、宿題などで10%として評価する
学習教育目標の達成度評価基準:100点満点で60点以上を合格とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 前4 |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | 前4 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 3 | 前5 |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。 | 3 | 前5 |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 3 | 前11 |
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。 | 3 | 前11 |
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。 | 3 | 前5 |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | 前5 |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | 前4 |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | 前4 |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前2,前3 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前5,前6 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | 前3 |
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 2 | 前2 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 3 | 前3 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 3 | 前13 |
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。 | 3 | 前13 |
論理式の簡単化の概念を説明できる。 | 3 | 前13 |
簡単化の手法を用いて、与えられた論理関数を簡単化することができる。 | 2 | 前13 |
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。 | 3 | 前13 |
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。 | 2 | 前13 |
その他の学習内容 | ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。 | 4 | 前2 |
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。 | 4 | 前2 |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 4 | 前1 |