公共社会Ⅲ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 公共社会Ⅲ
科目番号 0024 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 授業プリントとスライドはTeamsにアップロードする。
担当教員 川畑 弥生

到達目標

(1)日本国憲法に関する基本事項ついて理解し説明できる。
(2)契約法に関する基本事項ついて理解し説明できる。
(3)刑法や裁判員制度に関する基本事項ついて理解し説明できる。
(4)知的財産制度に関する基本事項について理解し説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業で学習した日本国憲法に関する基本事項ついて8割以上説明できる。授業で学習した日本国憲法に関する基本事項ついて7割程度説明できる。授業で学習した日本国憲法に関する基本事項ついて説明できない。
評価項目2授業で学習した契約法やPL法に関する基本事項ついて8割以上説明できる。授業で学習した契約法やPL法に関する基本事項ついて7割程度説明できる。授業で学習した契約法やPL法に関する基本事項ついて説明できない。
評価項目3授業で学習した刑法や裁判員制度に関する基本事項ついて8割以上説明できる。授業で学習した刑法や裁判員制度に関する基本事項ついて7割程度説明できる。授業で学習した刑法や裁判員制度に関する基本事項ついて説明できない。
評価項目4授業で学習した知的財産制度に関する基本事項について8割以上説明できる。授業で学習した知的財産制度に関する基本事項について7割以上説明できる。授業で学習した知的財産制度に関する基本事項について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
エンジニアとして働くときに関わる様々な法(憲法,民法,刑法,知的財産関連法,PL法など)に関する知識を習得し,多角的な視点から物事を考察をする力,事実に基づいて主張する力を身につける。
授業の進め方・方法:
決まった期限までに動画の視聴と課題の提出を行うように注意すること。
注意点:
評価方法:成績評価は課題(100%)とする。
本授業はオンデマンド授業で対応する。
※締め切り遅れの提出物は評価点の50%で換算する。
評価基準:100点満点で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業のガイダンス
身近な法
授業計画や評価を確認し,授業を受けるルールを理解する。
身近な法について理解し,法を序列と特徴について理解し説明できる
2週 日本国憲法 人権の享有主体と人権の制限について理解し説明できる。
3週 日本国憲法 自由権について理解し説明できる。
4週 日本国憲法 社会権について理解し説明できる。
5週 民法 契約法に関する基本事項について理解し説明できる。
6週 民法 契約法に関する基本事項について理解し説明できる。
7週 知的財産制度 著作権に関する基本事項について理解し説明できる。
8週 知的財産制度 産業財産権に関する基本事項について理解し説明できる。
4thQ
9週 製造物責任法 製造物責任法に関する基本事項について理解し説明できる。
10週 刑法 刑法の目的と犯罪の成立について理解し説明できる。
11週 刑法 犯罪の成立に関する基本事項について理解し説明できる。
12週 刑法 個人的法益に対する罪について理解し説明できる。
13週 刑法 親告罪と非親告罪について理解し説明できる。
14週 司法参加と裁判員制度 世界の司法参加について理解し説明できる。
15週 司法参加と裁判員制度 日本の裁判員制度について理解し説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。3後9
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3後7,後8
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3後7,後8
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3後7,後8
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3後7,後8,後14

評価割合

課題合計
総合評価割合1000100
基礎的能力1000100
専門的能力000
分野横断的能力000