情報ネットワーク基礎

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 情報ネットワーク基礎
科目番号 0034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 森北出版 井口信和 ネットワーク
担当教員 斉藤 徹

到達目標

(1) インターネットがどの様に接続され動いているのか説明ができる。(RB2)
(2) メールやWWWといった主要なネットワークサービスの仕組みが説明できる。(RB2)
(3) ネットワークの基礎的なセキュリティ対策の方法について説明できる。(RB2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
仕組みの理解ノートを見ずにインターネット仕組みを説明できる。ノートを見ながらインターネット仕組みを説明できる。ノートなどをインターネット仕組みを説説明できない。
ネットワークサービスの理解ノートを見ずに主要なネットワークサービスの仕組みを説明できる。ノートを見ながら主要なネットワークサービスの仕組みを説明できる。ノートを見ても主要なネットワークサービスの仕組みを説明できない。
セキュリティ対策の理解ノートを見ずに基礎的なセキュリティの仕組みを説明できる。ノートを見ながら基礎的なセキュリティの仕組みを説明できる。ノートを見ても基礎的なセキュリティの仕組みを説明できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RB2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ネットワークの基礎知識を理解するために、通信がどのように行われているかを理解し、
ネットワークを使うための基礎知識を講義によって理解を深める。
この科目は企業でシステムエンジニアとして勤務していた教員が、その経験を活かし、ネットワークの技術等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
ネットワークがどのような仕組みなのか講義資料などを見ながら座学を行う。
実際のネットワークの機材や設定なども織り交ぜ、ネットワークの用語に
ついて理解を図る。
注意点:
本科目は履修単位科目である。本科目は企業でネットワークを利用した情報システム開発を担当していた教員が、その経験を活かし、情報ネットワークの基礎について講義形式で授業を行う。
学習教育目標:RB2(◎)
関連科目:情報工学基礎(電子情報2年)、計算機構成論1(電子情報3年)、オペレーティングシステム(電子情報3年)
学習教育目標の達成度評価方法:2回の定期試験の平均点で評価する
学習教育目標の達成度評価基準:総合評価60点以上を合格とする。(合格点に満たない場合は、最大で60点までの追試を行う場合があります)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンピュータネットワーク概要 インターネットを含む,コンピュータ通信全般にかかわる概要および構成,要素技術について理解する
2週 インタフェース,ケーブル 光ファイバーやEthernetケーブルの構造,それらが電話局から一般家庭,大陸間海底国際接続にどのように使われているのか理解する(WDM,GePON).
3週 パケット通信,Ethernet 電話とコンピュータ通信でのデータの送り方の違と,コンピュータ通信で使用されているEthernetの仕組みについて理解する.
Ethernetの利用方法を誤ると,ネットワーク全体が大混乱に陥る理由も併せて説明する(プロトコル,Ethernetスイッチ,MAC,ループ)
4週 IPその1 インターネットで使用されているIPプロトコルは何のために存在しているのか.それが果たす機能とは何かを理解する.
(IPヘッダ,ルータ,ルーティングテーブル,ネットマスク,IPv6)
5週 IPその2 大規模なネットワークを,複数のグループで排他的に共用することで廉価なコストでネットワークサービスが提供できる.インターネットのフレッツサービスを題材に,データがまじりあわないように分離するためのいくつかの技術を理解する.
(PPPoE,IPoE,VLAN,MPLS)
6週 TCP インターネットで使用されているTCPプロトコルやUDPプロトコルは何のために存在しているのか.それが果たす機能とは何かを理解する.またプロトコルが性能を劣化させることについても理解する.(TCPヘッダ,UDPヘッダ,ポート,送達確認,OSI参照モデル)
7週 TCP/UDP TCPの再送機能,輻輳回避機能を理解する
8週 中間試験
4thQ
9週 WWW WebブラウザとWebサーバの間で使用されるHTTPプロトコルについて仕様および機能について理解する.(HTTP,HTML,CSS,動的Web)
10週 Webサービス Webサービスを構成するために,必要となるブラウザ,動的Webサーバ,データベースのモデルについて理解する.
(フレームワーク,RDBMS,SQL,Javascript)
11週 DNS インターネットを使うユーザはIPアドレスではなくURLを意識する.URLはどのようにIPアドレスに変換されるのか,
ブラウザに入力するURLと,メールアドレスの@の後に続くドメイン名の違いは何かについて理解する.(DNS,URL,TLD,ドメインレジストラ)
12週 音声通信.ワイヤレス通信 携帯電話とWiFiの通信方式について理解する.またSIMロック,格安SIMについても通信ビジネスおよび利用者観点から俯瞰する.(LTE,5G,802.11ac,802.11ah,MVNO,番号ポータビリティ)
13週 ネットワークセキュリティ1 認証と署名の必要性,およびそれを実現するための暗号方式,PKI,ハッシュについて理解する(共有鍵暗号,公開鍵暗号,証明書,二段階認証)
14週 ネットワークセキュリティ2 DDoS攻撃,パスワード搾取,マルウェア,Bot,スタックオーバフローなどの脅威について,原理と対策について理解する
15週 演習問題 解説と全体のまとめと演習問題
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合1000100
基礎的能力40040
専門的能力40040
セキュリティ基礎能力20020