第2外国語Ⅰ(ドイツ語)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 第2外国語Ⅰ(ドイツ語)
科目番号 0046 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ミニドイツ文法 郁文堂
担当教員 田中 まり,森 貞

到達目標

1.ドイツ語の初級文法を理解する。2.平易なドイツ語文を理解し、発音できる。3.短期の旅行を想定した会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単なドイツ語の文章を理解し、自己紹介などの簡単な文章が書ける。簡単なドイツ語の文章が理解できる。ドイツ語の知識が不足しており、簡単なドイツ語の文章が理解できない。
評価項目2ドイツ語圏の社会や文化についての知識を有い、それにい基づいた判断・対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化についての知識を有し、ある程度の対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化についての知識が不足しており、判断・対応ができない。
評価項目3短期旅行に必要なドイツ語会話についての知識を有し、それを活用できる。慣用表現を使った、簡単な会話ができる。ドイツ語発音の練習が不足しており、発話ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる
JABEE  JA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
初級文法を学ぶことを通じて、最終的には技術者として必要な、マニュアルなどの簡潔な文章が理解できる程度の基礎学力を身につける。さらにドイツ語圏の文化に触れることで、ドイツ語圏への理解を深め、国際社会を多面的にとらえることを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義・演習・小テスト・課題によって行う。教科書による説明ののち、練習問題を解いて理解を深める。小テストによる復習や、録音テープなどによる聴き取りも取り入れる。ドイツ語圏への理解を深めるためにドイツの映画や映像を見る場合もある。感想などを求めるので注意深く視聴すること。
注意点:
成績評価は、4回の定期試験の結果を80%、小テスト・演習実績(授業中の解答など)を20%として総合判断で行う。100点満点の総合得点で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ドイツ語の発音 ドイツ語の綴りと発音の関係を理解する
2週 動詞の現在人称変化(1) 規則動詞を現在人称変化させることができる。
3週 動詞の現在人称変化(2) 不規則動詞を現在人称変化させることができる。
4週 冠詞・名詞の格変化(1) 定冠詞と名詞を格変化させることができる。
5週 冠詞・名詞の格変化(2) 不定冠詞と名詞を格変化させることができる。
6週 冠詞・名詞の格変化(3) 名詞の複数形の種類を覚え、格変化させることができる。
7週 冠詞・名詞の格変化(4) 冠詞型代名詞の種類を覚え、格変化させることができる
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 人称代名詞と前置詞(1) 前置詞の格支配が理解できる。
10週 前置詞(2) 前置詞の格支配が理解できる。
11週 形容詞の付加語的用法 名詞の前についた形容詞を格変化させることができる。
12週 動詞の三基本形 過去基本形と過去分詞に変化させることができる。
13週 動詞の過去人称変化 動詞の過去基本形をもとに、過去人称変化させられる。
14週 完了形 動詞の過去分詞をもとに、完了形を作ることができる。
15週 未来形・命令形 未来の助動詞を用いて、未来形を作ることができる。命令形を作ることができる。
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 話法の助動詞 話法の助動詞の種類を覚え、人称変化させることができる。
2週 副文の語順と従属接続詞 従属接続詞の種類を覚え、従属節をつくることができる。
3週 関係代名詞 関係代名詞を用いて、名詞を説明する関係代名詞節を作ることができる。
4週 複合動詞 非分離動詞・分離動詞の用法が理解できる。
5週 再帰動詞 再帰代名詞を用いる動詞の用法を理解できる。
6週 非人称動詞 非人称動詞の用法を理解できる。
7週 受動態 受動態の用法が理解できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 形容詞の比較 形容詞の比較級・最上級の用法を理解できる。
10週 不定詞構文と分詞 不定詞構文の用法と現在分詞・過去分詞の形容詞的用法が理解できる
11週 接続法Ⅰ 実現可能な願望の表現、間接話法の表現が理解できる。
12週 接続法Ⅱ 実現不可能な願望の表現、接続法Ⅱによる丁寧表現が理解できる。
13週 長文読解(1) 白雪姫のテクストを辞書を用いて訳読する。
14週 長文読解(2) 白雪姫のテクストを辞書を用いて訳読する。
15週 学習のまとめ 1年間の学習内容が理解できる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000