第2外国語Ⅰ(ドイツ語)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 第2外国語Ⅰ(ドイツ語)
科目番号 0047 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 ミュンヘンに夢中 同学社
担当教員 村田 幸子

到達目標

1.ドイツ語の初級文法を理解する。2.平易なドイツ語文を理解し、発音できる。3.短期の旅行を想定した会話ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単なドイツ語の文章を理解し、自己紹介などの簡単な文章が書ける。簡単なドイツ語の文章が理解できる。ドイツ語の知識が不足しており、簡単なドイツ語の文章が理解できない。
評価項目2ドイツ語圏の社会や文化についての知識を有い、それにい基づいた判断・対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化についての知識を有し、ある程度の対応ができる。ドイツ語圏の社会や文化についての知識が不足しており、判断・対応ができない。
評価項目3短期旅行に必要なドイツ語会話についての知識を有し、それを活用できる。慣用表現を使った、簡単な会話ができる。ドイツ語発音の練習が不足しており、発話ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
初級文法を学ぶことを通じて、最終的には技術者として必要な、マニュアルなどの簡潔な文章が理解できる程度の基礎学力を身につける。さらにドイツ語圏の文化に触れることで、ドイツ語圏への理解を深め、国際社会を多面的にとらえることを目標とする。
授業の進め方・方法:
講義・演習・課題・テストによって行う。教科書による説明の後、練習問題を解いて理解を深める。映像教材を用いて口頭練習や聞き取りも取り入れる。ドイツ語圏への理解を深めるために、ドイツの映画や音楽も視聴し、感想などを求める。
注意点:
成績評価は、4回の定期試験の結果を80%、演習実績(課題提出、授業中の発言など)を20%として総合判断で行う。100点満点の総合得点で60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ドイツ語の発音 ドイツ語の綴りと発音の関係を理解する
2週 動詞の現在人称変化(1) 規則動詞を現在人称変化させることができる。
3週 動詞の現在人称変化(2) 不規則動詞を現在人称変化させることができる。
4週 冠詞・名詞の格変化(1) 定冠詞と名詞を格変化させることができる。
5週 冠詞・名詞の格変化(2) 不定冠詞と名詞を格変化させることができる。
6週 冠詞・名詞の格変化(3) 名詞の複数形の種類を覚える。
7週 冠詞・名詞の格変化(4) 名詞の複数形を格変化させることができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 命令形と不規則動詞 命令形をつくることができる。
10週 人称代名詞の格変化 人称代名詞を覚え格変化させることができる。
11週 前置詞(1) 前置詞の種類を覚える。
12週 前置詞(2) 前置詞の格支配が理解できる。
13週 定冠詞類の格変化 定冠詞型の冠詞を覚え格変化させることができる。
14週 不定冠詞類の格変化 不定冠詞型の冠詞を覚え格変化させることができる。
15週 前期のまとめ 前期で学んだ内容が理解できる。
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 後期への導入 前期学んだことを復習し、理解の発展に繋げることができる。
2週 複合動詞 分離・非分離動詞の用法が理解できる。
3週 接続詞 並列の接続詞と従属の接続詞を理解し、文をつなぐことができる。
4週 話法の助動詞 助動詞の種類を覚え、人称変化させることができる。
5週 未来形 助動詞を用いて、未来時制の文を作ることができる。
6週 動詞の3基本形 過去基本形、過去分詞に変化させることができる。
7週 動詞の過去人称変化 過去基本形を用いて人称変化させることができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 現在完了形 過去分詞を用いて、完了形を作ることができる。
10週 形容詞の格変化 名詞の前につく形容詞を格変化させることができる。
11週 形容詞の比較 形容詞の比較級・最上級の用法を理解できる。
12週 不定詞構文 不定詞を使った文を理解し、作ることができる。
13週 受動態 受動態の用法が理解できる。
14週 再帰動詞 再帰代名詞を用いる動詞の用法を理解できる。
15週 学習のまとめと補足 1年間の学習内容が理解できる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000