保健体育(柔道)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 保健体育(柔道)
科目番号 0058 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ステップアップ・高校スポーツ2017(大修館書店)
担当教員 山本 治明,松井 一洋

到達目標

(1)柔道の特性を通じて礼節ある学生となる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1欠席、遅刻、早退、見学がほとんどなく、忘れ物もなく、安全かつ主体的に授業に取り組むことができる.欠席、遅刻、早退、見学が少なく、忘れ物も少なく、安全かつ積極的に授業に取り組むことができる.欠席、遅刻、早退、見学が多く、または忘れ物が多い。もしくは、安全かつ積極的に授業に取り組むことができない.
評価項目2効率的技術を有している、または、自己の課題に対して適切な取り組みや工夫ができる.基本技術が身についている、または、自己の課題に対して適切な取り組みができる.基本技術が身についていない、または、自己の課題に対して適切な取り組みができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本古来の伝統スポーツ文化である「柔道」の講義・実技の授業を通して、柔道での動き(技術)および礼儀作法(精神)などを教授する.
授業の進め方・方法:
講義・VTR視聴等による授業も実施するが、主に柔道場において実技を実施しながら学習を深めていく.
注意点:
実技実施においては毎回安全に最大の注意を払うこととする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
講義及びVTR視聴による柔道授業への初歩的知識の導入
剣道授業の取り組み方について理解し、安全管理や必要な用具の準備ができる.
2週 実技
柔道着及び基本姿勢・基本動作について
剣道具の正しい取り扱いについて理解し、基本姿勢・基本動作ができる.
3週 実技
さまざまな受け身の方法について
受け身について理解し、適切な動きができる.
4週 実技
投げ技の基本① 手技とその受け身
手技と投げ技について理解し、適切な動きができる.
5週 実技
固め技の基本① 抑え技
抑え技について理解し、適切な動きができる.
6週 実技
投げ技の基本② 腰技・足技とその受け身
腰技・足技について理解し、適切な動きができる.
7週 実技
固め技の基本② 関節技・絞め技
関節技・絞め技について理解し、適切な動きができる.
8週 中間試験
筆記試験
2ndQ
9週 実技
投げ技のかかり練習①
投げ技のかかり練習について理解し、適切な動きができる.
10週 実技
投げ技のかかり練習②
投げ技のかかり練習について理解し、適切な動きができる.
11週 実技
約束練習
約束練習について理解し、適切な練習ができる.
12週 実技
総合練習
これまで学習した技術について総合的に理解し、適切な練習ができる.
13週 実技
試合のルールと審判及び試合の実践 試合の進め方と試合
これまで学習した技術を使って、試合形式の練習ができる.
14週 実技
試合のルールと審判及び試合の実践 試合の進め方と試合
これまで学習した技術を使って、試合形式の練習ができる.
15週
16週 まとめ
学習のまとめ
これまで学習した技術を総合的に理解し、説明できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前11,前12
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3前11,前12
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3前11,前12
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3前11,前12
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前16
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前13,前14
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3前11,前12,前13,前14,前16
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3前11,前12,前13,前14,前16
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前1,前2,前16
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3前1,前2,前16
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3前1,前16
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3前1,前16
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3前11,前12,前13,前14
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3前11,前12,前13,前14
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3前11,前12,前13,前14
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3前11,前12,前13,前14

評価割合

試験(中間)実技試験取り組み合計
総合評価割合404020100
分野横断的能力404020100