中国語

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 中国語
科目番号 0135 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 最新2訂版 中国語はじめの一歩
担当教員 李 静,伊勢 光

到達目標

(1)初級的な中国語を理解する、話すことができ、中国語の基礎を身につけるようになること。

(2)文法の特徴、言葉遣いなどを通じ、日本語との違い、考え方の違いに気づき、もっと異文化を理解できるようになること。

(3)中国の社会、生活についても考え、日本に暮す「自分」に生かすこと。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
中国語の基礎を身につけること発音、簡体字、文法を正しく把握した上で、独自性のある中国語の文書も作れること。発音、簡体字、文法をある程度把握し、教科書通りに定型文を作れること。発音、簡体字、文法を把握できず、教科書通りの定型文も作れない。
日本語との違いを理解すること十分正確に理解、しっかり中国語の文法で文を作れる。ある程度正確に理解、日本語を作る論理で中国語を作らない。全く理解できず、日本語の考えだけで単語を並べる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる
JABEE  JA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
発音、文法をを学習し、中国語を聴く・話す・読む・書くことの基礎を身に着ける。また中国に関心を抱き、自分なりに考えられるようになる。
授業の進め方・方法:
教科書の文法、例文を解説した後に、聴く・話す・読む・書くことのみんなで練習もしていく。
注意点:
試験は前期末と後期末の2回のみで成績の70%を占める。発音課題(前期1回、後期1回)が残りの30%となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要の説明、中国と中国語の基礎知識 全体像をつかまえる
2週 発音のポイント、声調(4)、単母音(7) 発音のポイントを把握、声調、単母音を発音できるようになる
3週 子音(21種)
複合母音(13種)
子音、複合母音を発音できるようになる
4週 鼻母音(16種)そのほか発音のポイント 鼻母音、そのほか発音のポイントを発音できるようになる
5週 第1課
文法、例文解説
人称、「是」の文を理解、活用できるようになる
6週 第2課
文法、例文解説
指示代名詞①、疑問詞疑問文、「的」を理解できるようになる
7週 第2課
トレーニング
指示代名詞、疑問詞疑問文、「的」を活用できるようになる
8週 第3課
文法、例文解説
動詞の文、「有」、省略疑問の「呢」を理解できるようになる
2ndQ
9週 第3課
トレーニング
動詞の文、「有」、省略疑問の「呢」を活用できるようになる
10週 第4課
文法、例文解説
量詞、指示代名詞②、形容詞の文を理解できるようになる
11週 第4課
トレーニング
量詞、指示代名詞②、形容詞の文を活用できるようになる
12週 第5課
文法、例文解説
数字、日付・時刻、「動作の時点」表現を理解できるようになる
13週 第5課
トレーニング
数字、日付・時刻、「動作の時点」表現を活用できるようになる
14週 第6課
文法、例文解説
完了の「了」、所在の「在」、助動詞①を理解できるようになる
15週 テスト解答 テストを振り返り、間違った部分を直す
16週
後期
3rdQ
1週 第6課
トレーニング
完了の「了」、所在の「在」、助動詞①を活用できるようになる
2週 第7課
文法、例文解説
介詞①、「有」、反復疑問文を理解できるようになる
3週 第7課
トレーニング
介詞①、「有」、反復疑問文を活用できるようになる
4週 第8課
文法、例文解説
時間量、助動詞②、介詞②を理解できるようになる
5週 第8課
トレーニング
時間量、助動詞②、介詞②を活用できるようになる
6週 第9課
文法、例文解説
経験の「过」、「是~的」文を理解できるようになる
7週 第9課
トレーニング
経験の「过」、「是~的」文を活用できるようになる
8週 第10課
文法、例文解説
助動詞③、「動作の様態」表現、動詞の重ねを理解できるようになる
4thQ
9週 第10課
トレーニング
助動詞③、「動作の様態」表現、動詞の重ねを活用できるようになる
10週 第11課
文法、例文解説
動作の進行、「来、去」、選択疑問、文頭目的語をを理解できるようになる
11週 第11課
トレーニング
動作の進行、「来、去」、選択疑問、文頭目的語をを活用できるようになる
12週 第12課
文法、例文解説
比較、「的」②、目的語に関する特殊表現を理解できるようになる
13週 第12課
トレーニング
比較、「的」②、目的語に関する特殊表現を活用できるようになる
14週 中国語の歌 歌詞を理解し、できればカラオケでも歌えるようになる
15週 テスト解答 テストを振り返り、間違った部分を直す
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

定期試験レポート態度合計
総合評価割合70300100
基礎的能力70300100
専門的能力0000
分野横断的能力0000