到達目標
(1) 与えられた実験・演習課題の工学的意義を理解して、提示された方法を計画・実行することにより、定められた期限までに妥当な結果を見出せること。
(2) 数学、情報処理の知識・技術を用いて、実験または数値シミュレーションの結果を統計的に処理できること。
本科(準学士課程): RE1(◎)、RE2(○)
環境生産システム工学プログラム: JE1(◎)、JE2(○)、JB3
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| レポートについて提出期限内に完成し提出し終えることができている | レポートについて提出期限内に途中経過を報告し、延長した提出期限内に提出し終えることができている | レポートについて提出期限内に途中経過を報告しに来ない |
| 実験の基礎となる内容・及びその原理についてレポートで詳細に説明できている | 実験の基礎となる内容・及びその原理についてレポートで説明できている | 実験の基礎となる内容・及びその原理についてレポートで説明できていない |
| 実験結果・考察において図などを用いて実験結果を詳細に説明し、考察できている | 実験結果・考察において実験結果を説明し、考察できている | 実験結果・考察において実験結果の説明が不十分であり、考察ができていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
与えられた実験・演習課題の工学的意義を理解して、提示された方法を計画・実行することにより、定められた期限までに妥当な結果を見出せること。
各種計測・試験方法の基礎的な測定技術を習得すること。
数学、情報処理の知識・技術を用いて、実験または数値シミュレシーョンの結果を統計的に処理できること。
授業の進め方・方法:
実験器具の取り扱い方を習得させるとともに、現象を正しく測定し、それについて考察する姿勢を身に付けさせる。
さらに、考察のまとめ方を含め、報告書の書き方を身に付けさせる。
以下のテーマから6テーマに関し実験を行う。
時間外学修により実験方法の予習・実験データのまとめ・レポート作成などに取り組む。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概要説明 |
シラバスおよび実験テーマの説明 安全指導
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2週 |
同軸ケーブルとパルスの伝搬 |
伝送メディアの代表である同軸ケーブルを利用して、パルスの伝わりかたについて理解を深める。
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3週 |
同軸ケーブルとパルスの伝搬 |
1.パルスの伝搬と遅延 2.端点または異種のケーブルとの接続点における反射と透過 3.同軸ケーブルの構造と特性との関連 4.パルスの干渉
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4週 |
表情認知実験 |
表情認知に関する基礎知識理解
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5週 |
表情認知実験 |
プログラム作成
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6週 |
画像処理実験 |
画像データについての基礎知識とフィルタリングの理解
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7週 |
画像処理実験 |
画像処理プログラムの作成、処理結果の評価
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8週 |
中間確認 |
課題レポートの中間確認
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2ndQ |
9週 |
FPGAを用いたCPU・TD4の設計 |
FPGA統合開発環境を用いた基礎的な回路実験
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10週 |
FPGAを用いたCPU・TD4の設計 |
CPU・TD4の設計
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11週 |
フーリエ変換を利用した周波数解析 |
フーリエ変換を利用した周波数解析
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12週 |
フーリエ変換を利用した周波数解析 |
フーリエ変換を利用した周波数解析
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13週 |
PHPによるWebアプリケーションとセキュリティ |
HTML,CGI,PHPのプログラムについてセキュリティの問題点を確認
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14週 |
PHPによるWebアプリケーションとセキュリティ |
セキュリティの問題のあるプログラムに、セキュリティ対策を施す
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15週 |
最終確認 |
課題レポートの未完成レポートを仕上げる
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16週 |
まとめ |
レポート課題についてのまとめ
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 演習 | レポート課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 15 | 25 |
専門的能力 | 20 | 30 | 50 |
分野横断的能力 | 10 | 15 | 25 |