到達目標
(1)基本的な関数のラプラス変換、逆ラプラス変換を求めることができる。
(2)ラプラス変換を用いて、微分方程式を解くことができる。
(3)基本的な関数のフーリエ恵級数、フーリエ変換を求めることができる。
(4)ベクトル解析における、ベクトル場、スカラー場、勾配、発散、回転という基本的な概念を理解し、それらを求めることができる。
(5)線積分、面積分の計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ラプラス変換を用いて、微分方程式を解くことができる。 | 基本的な関数のラプラス変換、逆ラプラス変換の計算ができる。 | 基本的な関数のラプラス変換、逆ラプラス変換の計算ができない。 |
評価項目2 | フーリエ級数を用いて、偏微分方程式を解くことができる。 | 基本的な関数のフーリエ級数、フーリエ変換を求めることができる。 | 基本的な関数のフーリエ級数、フーリエ変換を求めることができない。 |
評価項目3 | 線積分、面積分計算ができる。 | ベクトル解析の基本的な概念を理解している。 | ベクトル解析の基本的な概念が理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 RB1
説明
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JABEE JB1
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教育方法等
概要:
3年までに学習した解析(Ⅰ,Ⅱ)や線形代数の内容を基本として、
ラプラス変換、フーリエ級数・フーリエ変換、ベクトル解析について学ぶ。
これらの基本的な概念の習得と、その応用問題に対する習熟を目指す。
授業の進め方・方法:
予習を前提とし、学び合いを中心とした方法で行う。
必要であればプリントや自作の教材を配布し、具体的な問題を扱う。
節ごとに小テストを行い、理解と定着の確認を行う。
この科目は、学修単位科目「B」です。授業外学修の時間を含めます。毎週の予習と課題演習を課します。
注意点:
100点満点で評価する。
学年末成績は前期成績と後期成績の平均点で、60点以上を合格とする。
2020年度は、課題点のみで評価する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・復習 【授業外学修】予習 |
1変数および2変数関数の微分積分の復習。
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2週 |
広義積分とラプラス変換 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ラプラス変換の定義について理解している。 基本的な関数のラプラス変換を求めることができる。
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3週 |
ラプラス変換 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ラプラス変換の性質を用いて、ラプラス変換を求めることができる。
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4週 |
逆ラプラス変換 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
基本的な関数の逆ラプラス変換を求めることができる。
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5週 |
微分公式と微分方程式の解法 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ラプラス変換、逆ラプラス変換を用いて、1階および2階線形微分方程式を解くことができる。
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6週 |
単位ステップ関数とデルタ関数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
単位ステップ関数とデルタ関数を理解している。
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7週 |
合成積 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
合成積を用いた基本的なラプラス変換、逆ラプラス変換ができる。
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8週 |
線形システム 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
基本的な線形システムを解くことができる。
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2ndQ |
9週 |
周期関数・フーリエ級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
周期関数の周期を求めることができる。 フーリエ級数の定義を理解している。基本的な関数のフーリエ級数を求めることができる。
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10週 |
フリーエ級数の収束定理 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
フーリエ級数の収束定理を理解している。
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11週 |
フーリエ余弦級数・フーリエ正弦級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
基本的な関数の、フーリエ余弦級数およびフーリエ正弦級数を求めることができる。
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12週 |
偏微分方程式とフーリエ級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
フーリエ級数を用いて、偏微分方程式(熱伝導方程式)を解くことができる。
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13週 |
複素フーリエ級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
複素フーリエ級数の定義を理解している。 基本的な関数の複素フーリエ級数を求めることができる。
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14週 |
フーリエ変換 【授業外学修】課題に取り組む |
基本的な関数のフーリエ変換を求めることができる。
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15週 |
学習のまとめ 【授業外学修】予習とまとめの課題 |
まとめ
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ベクトルと内積 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトルの基本的な計算と内積の計算ができる。
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2週 |
ベクトルと外積 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトルの外積を求めることができる。
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3週 |
スカラー場とベクトル場 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
スカラー場とベクトル場について理解している。
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4週 |
勾配 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
勾配の性質を理解している。
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5週 |
発散 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
発散の性質を理解している。
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6週 |
回転 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
回転の性質を理解している。
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7週 |
曲線1 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
曲線をベクトルを用いて表すことができる。
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8週 |
曲線2 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
基本的な曲線の曲率を求めることができる。
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4thQ |
9週 |
スカラー場の線積分 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
スカラー場の線積分の計算ができる。
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10週 |
ベクトル場の線積分 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトル場の線積分の計算ができる。
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11週 |
曲面 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
曲面の接線ベクトルおよび法線ベクトルを求めることができる。
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12週 |
スカラー場の面積分 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
スカラー場の面積分の計算ができる。
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13週 |
ベクトル場の面積分1 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトル場の面積分の計算ができる。
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14週 |
ベクトル場の面積分2 【授業外学修】課題に取り組む |
z=f(x,y) で表された曲面におけるベクトル場の面積分の計算ができる。
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15週 |
まとめ 【授業外学修】まとめの課題 |
まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
評価割合
| 小テスト | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 100 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |