計算機シミュレーション

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 計算機シミュレーション
科目番号 0153 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 参考書 「数値計算の基礎」(サイエンス社)、「数値シミュレーション入門」(サイエンス社)、「CとJavaで学ぶ数値シミュレーション入門」峯村吉泰著(森北出版)
担当教員 野村 保之

到達目標

(1)各種微分方程式について差分式が得られること。
(2)各種解法の特徴を把握できること。
(3)数値シミュレーションにあたって、結果を可視化できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1常微分方程式の各種差分化が理解でき、実際に差分スキームが作成できる。常微分方程式の各種差分化が理解できる。常微分方程式の各種差分化が理解できない。
評価項目2偏微分方程式の分類ができ、具体的な問題に適用できる。偏微分方程式の分類ができる。偏微分方程式の分類ができない。
評価項目3計算機シミュレーションのスキームが理解でき、実際にシミュレーションができる。計算機シミュレーションのスキームが理解できる。計算機シミュレーションのスキームが理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
計算機シミュレーションの有効性とその解法を理解させ、具体例なモデルを作りプログラミング演習させる事により、学生の習熟度を高める。「環境生産システム工学」教育プログラムの学習・教育目標であるJB2の「工学的諸問題に対処する際に必要な,情報処理に関する基礎知識を理解できる」に相当する内容である。
授業の進め方・方法:
様々な現象を記述した数学モデルは、通常微分方程式で記述されるが、その解析解を得ることができる方程式は少ない。そのような方程式は数値的に解くことが一般的である。計算機シミュレーションの対象となる問題のほとんどは、複数の独立変数をもつ偏微分方程式により記述される。本授業においては、まず未知関数が1個の独立変数で記述される常微分方程式の数値解法を教授し、微分方程式の数値解法の基礎を学習する。また具体的な社会現象・物理現象に関する数学モデルについて説明し、数式を立てて数値解を解くことを行う。これらをふまえた上で、双曲型・放物型・楕円型の3つの偏微分方程式を取り上げ、差分法を用いた数値解法を理解させる
注意点:
中間・定期試験の平均点または、中間・定期試験の平均点(最低7割)+レポート点(最大3割)により評価する。ただし、定期試験の再試験は行わない。100点満点中60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明及び計算機シミュレーションの概略
2週 常微分方程式の初期値問題、オイラー法
3週 改良オイラー法、修正オイラー法
4週 ルンゲ・クッタ法、予測子・修正子法
5週 演習問題
6週 連立及び高階常微分方程式
7週 境界値問題、数学モデルについての概略
8週 中間試験
4thQ
9週 試験の解答・解説
10週 偏微分方程式の分類および差分法の基礎
11週 双曲型方程式および演習問題
12週 放物型方程式および演習問題
13週 楕円型方程式および演習問題
14週 総合演習
15週 学習のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力3010000040
専門的能力3020000050
分野横断的能力100000010