ドイツ語

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ドイツ語
科目番号 0164 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『時事ドイツ語2019年度版』
担当教員 田中 まり

到達目標

ドイツ語の記事を読み,さらに新たな情報をドイツ語サイトから収集できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ドイツ語の初級文法を学び、平易なドイツ語を十分に読み書きできる。ドイツ語の初級文法を学び、平易なドイツ語をほぼ読み書きできる。ドイツ語の初級文法を学びながらも、平易なドイツ語の読み書きが極めて不十分にしかできない。
評価項目2ドイツの社会や文化について自分から情報を収集することができる,ドイツの社会や文化について提示された情報を理解することができる。ドイツの社会や文化についての基礎情報が不足しており,理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RA1 説明 閉じる
JABEE  JA1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学生が将来、研究や仕事の上でドイツ語で書かれた文献を読む場合に必要な基本的文法事項の修得と語彙力および読解力の養成を目指す。併せて、ドイツ語の学習を通じて、学生がドイツ語文化圏の特徴を把握する異文化理解力を身につけることも目標とする。
授業の進め方・方法:
ドイツ人の生活について書かれた平易なドイツ語文を読解することで、語彙力・読解力を養い、同時にドイツの文化・社会についての理解を深める。
注意点:
提示された課題等は必ずクリアーすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 教科書の概要と今年度の授業についての説明 ドイツ語のサイトで情報を検索できるようにする。
2週 第一章 狼の復活 記事を訳読する。
3週 第一章 狼の復活 ドイツの自然保護について理解を深める
4週 第二章 ドイツで昆虫が激減 記事を訳読する。
5週 第二章 ドイツで昆虫が激減 生態系の破壊についてのヨーロッパ諸国の取り組みを知る。
6週 第三章 30年戦争-ドイツ人のトラウマ 記事を訳読する。
7週 第三章 30年戦争-ドイツ人のトラウマ 30年戦争について理解を深める。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 第四章 カール・マルクス生誕200年 記事を訳読する。
10週 第四章 カール・マルクス生誕200年 『資本論』が世界史に与えた影響について理解する。
11週 第五章 レクラム文庫誕生から150年 記事を訳読する。
12週 第五章 レクラム文庫誕生から150年 出版業の変遷と,文化の普及についての理解を深める。
13週 第六章 アウグスブルク人形箱70周年 記事を訳読する。
14週 第六章 アウグスブルク人形箱70周年 ドイツの演劇状況とその中で人形劇が果たしてきた役割を理解する。
15週 前期学習内容の復習 ドイツ文化の歴史的な変遷をドイツ語サイトで検索し,理解する。
16週 前期期末試験
後期
3rdQ
1週 第七章 ギャングスター・ラッパーへの抗議 記事を訳読する。
2週 第七章 ギャングスター・ラッパーへの抗議 ドイツにおける人種差別問題,歴史的責任への意識について理解を深める。
3週 第八章 中世への憧れ 記事を訳読する。
4週 第八章 中世への憧れ ドイツにおける文化財活用,観光活性化の問題を取り上げる。
5週 第九章 ドイツ介護の現状 記事を訳読する。
6週 第九章 ドイツ介護の現状 ドイツの介護保険のしくみと介護の現状について理解を深める。
7週 現代ドイツの社会問題について これまで読んだ記事を深く理解するために情報を検索する
8週 後期中間試験
4thQ
9週 第十章 サッカーW杯ロシア大会 記事を訳読する。
10週 第十一章 日本・EU経済連携協定締結 記事を訳読する。
11週 第十二章 ドイツ人と株」 記事を訳読する。
12週 第十三章 新政府に早くも亀裂 記事を訳読する。
13週 第十四章 森林浴 記事を訳読する。
14週 第十五章 ドイツと日本のロマンチック街道 記事を訳読する。
15週 学習の総まとめ 1年間の学習内容を理解する。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000