(1)生命現象を支える生体物質(糖、アミノ酸、タンパク質、脂質、核酸、酵素、補酵素、ビタミンの構造)と性質、それらの生物学的役割を理解し説明できるようになること。
概要:
生命現象が化学物質と化学反応の連鎖反応によって成り立っていることを学び、ライフサイエンスおよびバイオテクノロジーの基礎知識として生体分子の構造並びに機能・性質について理解できるようにすることが目標です。
授業の進め方・方法:
教科書に基づいて講義をすすめるので、講義の前に教科書を読んでおくことを薦めます。三年生のポイントは、生体分子の構造と機能との関係を理解することにあります。みなさんの理解が助けられるよう必要に応じてプリントやスライド(Web)を活用します。
注意点:
学習教育目標:本科(准学士課程) RB2(◎)
関連科目:生化学Ⅱ (4年生)
学習・教育目標(RB2)の達成および科目取得の評価方法:前期中間確認試験を25%、前期期末試験を25%、後期中間確認試験を25%、後期期末試験を25%として評価する。学年成績の評価(通年の評価)が60点以上を合格とする。学年成績が60点に満たない場合は再試験を実施する場合がある。
学習・教育目標(RB2)の達成および科目取得の評価基準:学年成績60点以上を合格とする。
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 生物化学 | 単糖と多糖の例をあげて、その生物機能を説明できる。 | 4 | 前8,前12,後12 |
| 単糖の化学構造を説明でき、各種の異性体について説明できる。 | 4 | 前12 |
| グリコシド結合を説明できる。 | 4 | |
| 脂質の機能を複数挙げることができる。 | 4 | 前3,前8 |
| トリアシルグリセロールの構造を説明できる。脂肪酸の構造を説明できる。 | 4 | 前4 |
| リン脂質が作るミセル、脂質二重層について説明でき、生体膜の化学的性質を説明できる。 | 4 | 前8 |
| タンパク質の機能を挙げることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを説明できる。 | 4 | 後9 |
| タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を説明できる。 | 4 | 後9 |
| アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。 | 4 | 後10 |
| タンパク質は化学結合(水素結合、イオン結合、疎水性相互作用など)で高次構造をとることを説明できる。 | 4 | |
| 核酸の種類とヌクレオチドの構造を説明できる。 | 4 | 前12 |
| DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合とDNAの半保存的複製を説明できる。 | 4 | 前10 |
| RNAの種類と働きを列記できる。 | 4 | 前9 |
| ゲノムと遺伝子の関係について説明できる。 | 4 | 前12 |
| 細胞周期について説明できる。 | 4 | |
| 分化について説明できる。 | 4 | |
| セントラルドグマ、転写と翻訳の概要及びタンパク質発現について説明できる。 | 4 | |
| 酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について説明できる。 | 4 | |
| 酵素反応速度論を基に、ミカエリス・メンテン式について説明できる。 | 4 | |
| 生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。 | 4 | 後11 |
| 解糖系、β酸化とクエン酸回路の概要を説明できる。 | 4 | 後12 |
| 酸化的リン酸化過程におけるATPの合成を説明できる。 | 4 | |
| 嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)の過程を説明できる。 | 4 | |
| 光化学反応の仕組みを理解し、その概要を説明できる。 | 4 | |
| 炭酸固定の過程を説明できる。 | 4 | |
| 光合成及び呼吸の大まかな過程を説明でき、二つの過程の関係を説明できる。 | 4 | |