応用数学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 応用数学
科目番号 0047 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 「応用数学」(森北出版)
担当教員 山田 哲也

到達目標

(1)ベクトルの扱いおよび内積・外積の意味を理解していること.
(2)勾配・発散・回転の意味を理解していること.
(3)線積分および面積分の定義を理解し、具体例を計算できること.
モデルコアカリキュラムに含まれる到達目標を含む. 対応は数学科HPを参照.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトルの扱いができ、内積・外積の意味を理解しているベクトルの扱いおよび内積・外積が計算できるベクトルの扱いおよび内積・外積ができない
評価項目2勾配・発散・回転の意味を理解している勾配・発散・回転が計算できる勾配・発散・回転が計算できない
評価項目3線積分および面積分の定義を理解し、具体例を十分に計算できる線積分および面積分の定義を理解し、具体例を計算できる線積分および面積分の定義を理解し、具体例を計算できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
これまでの微積分や線形代数を基に, ベクトル解析について学び, 勾配・発散・回転などの基本的な概念の修得, および線積分や面積分の具体的な計算ができることを目指す.
授業の進め方・方法:
授業では具体的かつ直観的に理解しやすい例を扱い, グラフ電卓や関数グラフの描画ソフトウェアなどを利用して理解を助ける. また, 演習を通じて基本的な概念の習得と計算技法の習熟を図る.
注意点:
特になし

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス/ベクトル シラバスの説明/ベクトルの内積および外積
2週 1週と同様
3週 1週と同様
4週 勾配・発散・回転 スカラー場とベクトル場
5週 勾配とその意味
6週 5週と同様
7週 回転とその意味
8週 中間試験 中間試験
4thQ
9週 線積分と面積分 曲線
10週 線積分の定義とその計算
11週 曲面
12週 面積分の定義とその計算
13週 ガウスの発散定理とストークスの定理 体積分とガウスの発散定理
14週 ストークスの定理
15週 学習のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000