到達目標
(1)基本的な関数のフーリエ級数、フーリエ変換を求めることができる。
(2)ベクトル解析における、ベクトル場、スカラー場、勾配、発散、回転という基本的な概念を理解し、それらを求めることができる。
(3)線積分、面積分の計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | フーリエ級数を用いて、偏微分方程式を解くことができる。 | 基本的な関数のフーリエ級数、フーリエ変換を求めることができる。 | 基本的な関数のフーリエ級数、フーリエ変換を求めることができない。 |
評価項目2 | 線積分、面積分計算ができる。 | ベクトル解析の基本的な概念を理解している。 | ベクトル解析の基本的な概念が理解できていない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 RB1
説明
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JABEE JB1
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教育方法等
概要:
3年までに学習した解析(Ⅰ,Ⅱ)や線形代数の内容を基本として、フーリエ級数・フーリエ変換、ベクトル解析について学ぶ。
これらの基本的な概念の習得と、その応用問題に対する習熟を目指す。
授業の進め方・方法:
必要に応じてプリントや自作の教材を配布し、具体的な問題を扱う。
この科目は、学修単位科目「B」です。授業外学修の時間を含めます。毎週の予習と課題演習を課します。
注意点:
定期試験8割、課題2割で評価する。
学年末成績が100点満点で60点以上を合格とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス・ベクトルと内積 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトルの基本的な計算と内積の計算ができる。
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2週 |
ベクトルと外積 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトルの外積を求めることができる。
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3週 |
スカラー場とベクトル場 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
スカラー場とベクトル場について理解している。
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4週 |
勾配 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
勾配の性質を理解している。
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5週 |
発散 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
発散の性質を理解している。
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6週 |
回転 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
回転の性質を理解している。
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7週 |
曲線 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
曲線をベクトルを用いて表すことができる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
スカラー場の線積分 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
スカラー場の線積分の計算ができる。
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10週 |
ベクトル場の線積分 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトル場の線積分の計算ができる。
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11週 |
曲面 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
曲面の接線ベクトルおよび法線ベクトルを求めることができる。
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12週 |
スカラー場の面積分 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
スカラー場の面積分の計算ができる。
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13週 |
ベクトル場の面積分1 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ベクトル場の面積分の計算ができる。
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14週 |
ベクトル場の面積分2 【授業外学修】課題に取り組む |
z=f(x,y) で表された曲面におけるベクトル場の面積分の計算ができる。
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15週 |
学習のまとめ 【授業外学修】予習とまとめの課題 |
まとめ
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ガウスの発散定理1 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
体積分の計算ができる。
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2週 |
ガウスの発散定理2 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ガウスの発散定理を用いて計算ができる。
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3週 |
ストークスの定理1 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
グリーンの定理を理解する。
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4週 |
ストークスの定理2 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ストークスの定理を理解する。
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5週 |
ストークスの定理3 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
ストークスの定理を理解する。
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6週 |
周期関数・フーリエ級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
周期関数の周期を求めることができる。 フーリエ級数の定義を理解している。基本的な関数のフーリエ級数を求めることができる。
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7週 |
フリーエ級数の収束定理 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
フーリエ級数の収束定理を理解している。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
フーリエ余弦級数・フーリエ正弦級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
基本的な関数の、フーリエ余弦級数およびフーリエ正弦級数を求めることができる。
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10週 |
偏微分方程式とフーリエ級数1 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
フーリエ級数を用いて、偏微分方程式(熱伝導方程式)を解くことができる。
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11週 |
偏微分方程式とフーリエ級数2 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
フーリエ級数を用いて、偏微分方程式(熱伝導方程式)を解くことができる。
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12週 |
複素フーリエ級数 【授業外学修】予習と課題に取り組む |
複素フーリエ級数の定義を理解している。 基本的な関数の複素フーリエ級数を求めることができる。
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13週 |
フーリエ変換1 【授業外学修】課題に取り組む |
基本的な関数のフーリエ変換を求めることができる。
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14週 |
フーリエ変換2 【授業外学修】課題に取り組む |
基本的な関数のフーリエ変換を求めることができる。
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15週 |
まとめ 【授業外学修】まとめの課題 |
まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
評価割合
| 小テスト | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |