日本語Ⅱ

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語Ⅱ
科目番号 0064 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 RESEARCH LAB NOTEBOOK (コクヨ株式会社,ノ-LBB205S),プリント,及川 幸久 著 「伝え方の魔術」かんき出版 (2021)
担当教員 西野 純一

到達目標

日本語の高専及び大学編入後の勉学に必要とされる日本語の文章の精密な読解力を養うことを目的とする.
到達目標は以下のの2つである.
・日本語の文章を熟読し,内容についでディスカッションし,文章にまとめ発表できる.
・アピール力のある自己推薦書と履歴書が作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1学習における日本語の読む,書く,話すことすべてにおいてほとんど支障がない.学習における日本語の読む,書くことすべてにおいてほとんど支障がない.学習における日本語の読む,書くことに支障がある.
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
概要:
高専及び大学編入後の勉学に必要とされる日本語の文章の精密な読解力を養うとともに日本語でのプレゼンテーション能力を養う.そのために,日本語の文章を深く正確に読み解く練習を行う。また,語彙の拡充にも努める.また,文章の表面的な理解にとどまることなく,文章構造の特徴,論理展開の方法などについても理解させる.さらに,文章の内容についての批判的読み方も出来るようにする.そして,よく伝わる日本語プレゼンテーションや作文を出来るようにする.
授業の進め方・方法:
前期の前半は物理化学実験のテキスト,実験ノートの書き方および実験のプレゼンテーションについて,テキストの読解力や実験プレゼンテーション能力を養う.
前期の後半から後期の前半までは,及川 幸久 著「伝え方の魔術」かんき出版 (2021)をもちいて,文章の読解能力および本の内容をまとめることによる高度なプレゼンテーション能力の養成を行う.
後期の後半は,日本語論文の読解と内容のプレゼンテーションを行う,更に最後の2週は,効果的な履歴書と自己推薦書を書く能力を養う.
小テストでは,漢字の読み方と語彙・表現の意味の確認を行う.平常点では,予習内容,授業中での質疑応答での答え方,およびディスカッションを評価する.
成績評価式=平常点8%+小テスト22%+プレゼンテーション40%+作文30%
60点以上を合格とする
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,シラバスの説明
物理化学実験のガイダンス資料の音読と理解
(物理化学実験の実験ノートとレポートの書き方)
ガイダンス,シラバスの説明が理解できる
物理化学実験のガイダンス資料を音読し理解できる
物理化学実験の実験ノートとレポートの書き方を理解できる
2週 物理化学実験の実験ノートへの記録
実験プレゼンテーションの作成の方法
物理化学実験の実験ノートのに実験目的,実験方法,結果を記録できる
実験プレゼンテーションの作成の方法を理解できる.
3週 物理化学実験の実験ノートへの記録
物理化学実験の実験ノートのにデータ処理,考察を記録できる
4週 物理化学実験の実験レポートの作成 物理化学実験の実験レポートを作成できる
5週 物理化学実験の実験プレゼンテーションの作成 物理化学実験の実験プレゼンテーションを作成できる
6週 小テスト1
物理化学実験の実験プレゼンテーション(発表)
読解練習1(文章の音読確認とディスカッション)
小テストにおいて漢字の読み方と語彙・表現の意味を理解して答えられる.
物理化学実験の実験プレゼンテーション(発表)ができる
文章を正しく音読することができる.また,ディスカッションの方法について理解できる
7週 読解練習2(質疑による文章の内容確認,語彙の確認及びディスカッション) 文章の内容がほぼ理解できる.また,文章の内容についてのディスカッションができる.
8週 読解練習3(質疑による文章の表現の確認とディスカッション) 文章の内容が精密に理解できる.また,文章の内容についての批判的ディスカッションができる.
2ndQ
9週 読解練習4(文章の音読確認とディスカッション) 文章を正しく音読することができる.また,ディスカッションのポイントを理解できる
10週 読解練習5(質疑による文章の内容確認,語彙の確認及びディスカッション) 文章の内容がほぼ理解できる.また,文章の内容についてのディスカッションができる.
11週 読解練習6(質疑による文章の表現の確認とディスカッション) 文章の内容が精密に理解できる.また,文章の内容についての批判的ディスカッションができる.
12週 小テスト2
読解練習7(文章の音読確認とディスカッション
小テストにおいて漢字の読み方と語彙・表現の意味を理解して答えられる.
文章を正しく音読することができる.また,ディスカッションのポイントを理解できる
13週 読解練習8(質疑による文章の内容確認,語彙の確認及びディスカッション) 文章の内容がほぼ理解できる.また,文章の内容についてのディスカッションができる.
14週 読解練習9(質疑による文章の表現の確認とディスカッション) 文章の内容が精密に理解できる.また,文章の内容についての批判的ディスカッションができる.
15週 小テスト
読解した文章についてのまとめ
小テストにおいて漢字の読み方と語彙・表現の意味を理解して答えられる.
読解した文章についてのまとめができる.
16週
後期
3rdQ
1週 読解練習10(文章の音読確認とディスカッション) 文章を正しく音読することができる.また,ディスカッションのポイントを理解できる
2週 読解練習11(質疑による文章の内容確認,語彙の確認及びディスカッション) 文章の内容がほぼ理解できる.また,文章の内容についてのディスカッションができる.
3週 読解練習12(質疑による文章の表現の確認とディスカッション) 文章の内容が精密に理解できる.また,文章の内容についての批判的ディスカッションができる.
4週 小テスト3
読解練習13(文章の音読確認とディスカッション)
小テストにおいて漢字の読み方と語彙・表現の意味を理解して答えられる.
文章を正しく音読することができる.また,ディスカッションのポイントを理解できる
5週 読解練習14(質疑による文章の内容確認,語彙の確認及びディスカッション) 文章の内容がほぼ理解できる.また,文章の内容についてのディスカッションができる.
6週 読解練習15(質疑による文章の表現の確認とディスカッション) 文章の内容が精密に理解できる.また,文章の内容についての批判的ディスカッションができる.
7週 読解練習16(質疑による文章の表現の確認とディスカッション) 文章の内容が精密に理解できる.また,文章の内容についての批判的ディスカッションができる.
8週 読解練習のまとめ 読解文章についてのまとめの発表ができる
4thQ
9週 論文読解練習1(日本語論文の音読確認とディスカッション) 日本語論文をを正しく音読することができる.また,ディスカッションのポイントを理解できる
10週 論文読解練習2(質疑による日本語論文の内容確認,語彙の確認及びディスカッション) 日本語論文の内容がほぼ理解できる.また,論文の内容についてのディスカッションができる.
11週 論文読解練習3(質疑による日本語論文の表現の確認とディスカッション) 日本語論文の内容が精密に理解できる.また,論の内容についての批判的ディスカッションができる.
12週 論文読解練習のまとめ 日本語論文に関するまとめのプレゼンテーションができる
13週 小テスト4
自己推薦書と履歴書の書き方
小テストにおいて漢字の読み方と語彙・表現の意味を理解して答えられる.
アピール力のある自己推薦書と履歴書の書き方について理解する.
14週 自己推薦書の作成 自己推薦書を書くことができる
15週 履歴書の作成 履歴書を書くことができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表平常点小テスト作文その他合計
総合評価割合040822300100
基礎的能力040822300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000