食品科学

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 食品科学
科目番号 0077 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 食品安全検定テキスト中級 中央法規
担当教員 川村 敏之

到達目標

科学的観点から合理的に食品を安全に管理できるようになること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学的観点から合理的に食品を安全に管理できるようになること科学的観点から合理的に食品を安全する手法や原理を理解できること科学的観点から合理的に食品を安全に管理する手法や原理を理解できていない
評価項目2食中毒(微生物・寄生虫・自然毒・化学物質・農薬・食品添加物・食物アレルギー・異物混入)について他者へ説明・アドバイスできる食中毒(微生物・寄生虫・自然毒・化学物質・農薬・食品添加物・食物アレルギー・異物混入)について理解している食中毒(微生物・寄生虫・自然毒・化学物質・農薬・食品添加物・食物アレルギー・異物混入)について十分理解できていない
評価項目3食品衛生管理、関係法令について理解し他者へアドバイスできる食品衛生管理、関係法令について理解している食品衛生管理、関係法令について十分理解していない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RB2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
食品の安全性、食中毒(微生物・寄生虫・自然毒・化学物質・農薬・食品添加物・食物アレルギー・異物混入)、食品衛生管理、関係法令について理解し、食品生産現場で生じた関連の諸問題を解決できる能力を身に着ける
授業の進め方・方法:
教科書(食品安全検定テキスト中級・中央法規・一色賢司・食品安全協会)を使用する。試験により習熟度を確認・評価する。
注意点:
評価方法:定期試験の平均点を総合成績とする。ただし,60点に満たない場合は追試験を課すこともあり,その場合は60点を超さない範囲で最大10点を加点する.
評価基準:最終成績60点以上を合格とする。
食品安全検定中級の受験を推奨

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 食品の安全性








"
食品の安全性について理解し、説明できること
2週 食中毒(微生物)1 微生物による食中毒についてを理解し、説明できること
3週 食中毒(微生物)2 微生物による食中毒についてを理解し、説明できること
4週 食中毒(寄生虫) 寄生虫による食中毒についてを理解し、説明できること
5週 食中毒(自然毒・化学物質) 自然毒・化学物質による食中毒についてを理解し、説明できること
6週 食中毒(農薬・食品添加物) 農薬・食品添加物による食中毒についてを理解し、説明できること
7週 食物アレルギー・異物混入 食物アレルギー・異物混入についてを理解し、説明できること
8週 食品中の放射性物質に関する規制と被ばく予防 食品中の放射性物質に関する規制と被ばく予防について理解し、説明できること
4thQ
9週 遺伝子組み換え食品、BSE、鳥インフルエンザ 遺伝子組み換え食品、BSE、鳥インフルエンザについてを理解し、説明できること
10週 食品衛生管理プログラムと管理 食品衛生管理プログラムと管理について理解し、説明できること
11週 HACCPシステム HACCPシステムについて理解し、説明できること
12週 食品安全マネージメントシステム、ISO 22000とFSSC 22000の関係 食品安全マネージメントシステム、ISO 22000とFSSC 22000の関係について理解し、説明できること
13週 食品防御と食品偽装 食品防御と食品偽装の現状について理解し、説明できること
14週 食品安全衛生関連法令 食品安全衛生関連法令について理解し、安全に食品を取り扱いまたは生産できること
15週 関係法令 関係法令について理解すること
16週 試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力700000070
専門的能力300000030
分野横断的能力0000000