(1)古典文学作品から現代のサブカルチャーまで人の心をとらえてきた様々な言語表現に接することで、今、そして将来の現実の言語生活をより豊かなものにする。
(2)他者の言葉を的確に理解し、自らの気持ちや考えを効果的に伝えられる日本語力を高める。
(3)実社会をたくましくかつしなやかに生き抜くために必要な国語の知識ゃ技能を身に付ける。
概要:
生涯にわたる社会生活に必要な国語の知識や技能を身に付けるとともに、我が国の言語文化に対する理解を深めることができるようにする。
論理的に考える力や深く共感したり豊かに想像したりする力を伸ばし、他者との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の考えを広げたり深めたりすることができるようにする。
古典文学作品から現代のライトノベルやJポップの歌詞まで幅広いジャンルから素材を選び、主体的・探究的な読解とそれを踏まえた話し合いを行う。
漢詩と和歌の音読・暗誦を通して、伝統的な価値観や美意識に対する理解・認識を深める。
授業の進め方・方法:
毎時間、漢詩または和歌の音読・暗誦と語彙力強化小テストを行う。小テストでは実生活で役に立つ語彙力を増強することを企図し、カタカナ語や熟語の読み方・意味・用法等を幅広く出題する。
インターネット等を活用し、主体的・積極的に情報を収集しそれをもとに思考し判断し表現する力を養う。
授業で取り上げる教材は今を生きる受講者の心に訴求するものであることを重視して選んである。
授業の終わりには少人数でのバズセッションを行う。
注意点:
中間・期末試験 50% 小テスト 30% 課題作文等 20%
インターネットを活用して情報収集したり、少人数で議論する等アクティブな活動を多くするので、常に主体的・探究的な姿勢で授業に望むこと。
この授業での学びが学生の日常的な言語生活に良い影響を与えることを企図して授業を構築するので、読書や映画鑑賞等で積極的に知的世界に関わっていくこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | 後2,後6,後11 |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | 後2,後6,後11 |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後7,後8,後10,後12,後13,後14 |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14 |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 後6,後11 |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | 後6 |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | 後2,後8 |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | 後6,後11 |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | 後3,後6,後11 |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12 |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後7,後11 |