材料工学実験

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 材料工学実験
科目番号 0119 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 6
教科書/教材 プリントを使用
担当教員 加藤 敏,常光 幸美

到達目標

無機材料化学,有機材料化学等で学んだ知識をより理解するために,無機材料および高分子材料の合成とその物性測定を行う。また,実験を通して実験の計画,データ解析,レポート作成および問題解決能力を養成する。さらに、口頭による発表能力も養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目材料工学実験についてよく理解出来る材料工学実験について理解出来る材料工学実験について理解出来ない

学科の到達目標項目との関係

JABEE JB3 説明 閉じる
JABEE JC4 説明 閉じる
JABEE JC5 説明 閉じる
JABEE JD4 説明 閉じる
JABEE JE1 説明 閉じる
JABEE JE2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
無機材料化学,有機材料化学等で学んだ知識をより理解するために,無機材料および高分子材料の合成とその物性測定を行う。また,実験を通して実験の計画,データ解析,レポート作成および問題解決能力を養成する。さらに、口頭による発表能力も養成する。
授業の進め方・方法:
無機材料および高分子材料の合成を行い,それらの物性を評価するための各種機器を用いた測定を行う。また,実験を通して学んだ事柄についてプレゼンテーションを行い,プレゼンテーションの仕方についても学ぶ。なお、シラバスの説明時には実験全体の安全教育を行うが、各実験の最初にも、必要に応じて実験上の安全に関する基礎的な知識や技術を解説する。
注意点:
環境生産システム工学プログラム:JB3(○),JD4(○),JC5(○),JC4(○),JE1((◎),JE2(○)
関連科目:物質工学実験I(本科2年)、物質工学実験II(本科3年)、物質工学実験III(本科4年)、無機材料化学(本科4年)、有機材料化学(本科4年)
評価方法:レポート60%,プレゼンテーション20%,平常点を20%として評価する。
評価基準:学年成績60点以上

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概要説明, ガイダンス 安全,実験の全体を通しての概略が理解できる
2週 薄膜材料の合成とキャラクタリゼ-ション ウェットプロセス-電気化学プロセスによる金属薄膜の作製ができる
3週 薄膜材料の合成とキャラクタリゼ-ション ウェットプロセス-電気化学プロセスによるアモルファス合金薄膜の作製ができる
4週 薄膜材料の合成とキャラクタリゼ-ション 表面形態観察(光学顕微鏡・走査電子顕微鏡), 膜厚・組成分析(蛍光X線分析)ができる
5週 薄膜材料の合成とキャラクタリゼ-ション 結晶構造解析(X線回折)ができる
6週 薄膜材料の合成とキャラクタリゼ-ション 物性評価ができる
7週 薄膜材料の合成とキャラクタリゼ-ション レポート提出ができる
8週 高分子の合成とキャラクタリゼ-ション 熱可塑性樹脂の性質を理解できる
2ndQ
9週 高分子の合成とキャラクタリゼ-ション 高分子材料のリサイクルを理解できる
10週 高分子の合成とキャラクタリゼ-ション ナイロン66の合成ができる
11週 高分子の合成とキャラクタリゼ-ション スチレンとメタクリル酸メチルのラジカル共重合ができる
12週 高分子の合成とキャラクタリゼ-ション NMRによるモノマー反応性比の測定ができる
13週 高分子の合成とキャラクタリゼ-ション レポート提出ができる
14週 プレゼンテーション準備 プレゼンテーションができる
15週 プレゼンテーション準備 プレゼンテーションができる
16週 プレゼンテーション プレゼンテーションができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポートプレゼンテーション態度合計
総合評価割合602020100
専門的能力602020100